- 茶臼岳 -
那須に紅葉を見に行ってきました。南月山と姥ケ平です。
茶臼岳のロープウェイの山麓駅付近は駐車場が狭いので(車が多すぎるともいえますが)、週末などには溢れた車で付近は混雑・渋滞します。この日は平日にもかかわらず大混雑でした。大丸温泉を過ぎた先で、バスも渋滞にはまり動かなくなりました。運転手の勧めで、途中でバスを降りて、歩くことにしました。
渋滞に拍車をかけたのは、道路の両側に違法に駐車している多くの車です。多くの人が車で山に出かけると思いますが、このように駐車場が満杯の場合、やはり違法駐車するのでしょうか。
昔、車で出かけたこともあるのですが、その頃は日曜日でも駐車場には空きがありました。最近の混雑は少し異常な感じがします。
これだけの車が来ているということは、山の中でも人が多いということです。こんな大勢の人がいる山を歩いたのは久しぶりです。
そんな大混雑に関係なく、紅葉は実に綺麗でした。
行程 【 山麓駅~峰ノ茶屋~牛ケ首~南月山~牛ケ首~姥ケ平~三斗小屋分岐~峰ノ茶屋~山麓駅 】
山麓駅の600m程手前でバスを降りて、遊歩道を山麓駅に向かいます。
山麓駅を過ぎて、登山道に入るとはやくも紅葉に目を奪われます。
朝日岳の尾根の末端の紅葉
峰ノ茶屋へ向かう道の右側には紅葉の朝日岳の山肌が見事です。
左側の茶臼岳の山肌はまた別の表情を見せてくれます。
紅葉を眺めながらの登りは楽しいです。
峰ノ茶屋には、また別の紅葉の眺めが待っていました。
峰ノ茶屋から隠居倉方面
峰ノ茶屋から大倉山方面
そして、足下には紅葉の原が広がります。
茶臼岳には登らず、西側の道を牛ケ首に向かいます。
茶臼岳は活火山で、西側には噴気口が幾つかあります。
荒々しい山肌の反対側には、紅葉の原が広がります。
牛ケ首に着きました。
牛ケ首からは穏やかな山容の南月山に向かいます。
牛ケ首の先から眺めた足下に広がる姥ケ平
角度が少し変わったので後の山は隠居倉
振り返ると茶臼岳です。
笹原に紅葉、そしてなだらかで女性的な山容、これまでとは別の世界です。
さすがに牛ケ首を過ぎると人が少なくなります。
南月山は今回が三度目ですが、昔はほとんど人に会うことがありませんでした。人が少なくなったといっても、昔に比べれば「多い」という感じです。
途中で振り返って見た茶臼岳 - 少しガスがかかってきました。
牛ケ首の南東側の斜面は黒磯の町から見ても確認できるのですが、一面赤色に染まっています。
南月山山頂の南月山神社
南月山からは笹原と紅葉の中を再び牛ケ首に戻ります。
今度は茶臼岳を正面に見ながら進みます。
茶臼岳が・・・
だんだん大きくなってきます。
牛ケ首が近づくと足下には再び姥ケ平です。
陽の光を受け、なんと表現していいのか。 (クリックで拡大)
「綺麗」としかいいようがありません。
牛ケ首近くにも噴気口があります。
ちょうど陽が射してきて、行きの時より紅葉が綺麗です。
歩いてきたばかりの南月山方面
今度は、ここから紅葉の姥ケ平に下りていきます。