- 田代岱から乳頭山 -
今回の区間は、千沼ケ原~乳頭山~田代岱~大釜温泉です。
田代岱は熊見平や千沼ケ原に比較すると花の数は少ないです。
千沼ケ原から乳頭山に向かいます。
ニッコウキスゲ咲く原から三ツ石山方面の眺め
ハクサンシャジン咲く道から乳頭山
乳頭山への道も花がいっぱいです。
トウゲブキと駒ケ岳
こちらはトウゲブキとハクサンシャジン
乳頭山への登りになります。
乳頭山周辺にはのびやかな草原や湿原が広がります。
もちろん、花もいっぱいです。
ヨツバシオガマと奥に三ツ石山
乳頭山頂に到着です。
山頂からの眺め - 笊森山・笹森山・駒ケ岳・田沢湖 (クリックで拡大)
まさに昨日・今日と歩いた山々です。
山頂から田代岱方面の眺め
山頂の岩手県側はこのように切り立っています。
自分で落ちないように気をつけていても、足下の岩自体が崩落する可能性があります。
山頂からは田代岱に向かいます。
八幡平方面の眺め
田代岱の避難小屋
最初に乳頭山を訪れた時は、ここの避難小屋に泊まりました。但し、建物は違います。今のものは建て替えられたもので、私が泊まったものとは異なります。
土台の位置まで同じかはわかりませんが、建っている場所は同じです。それは小屋の前の小さな池塘でわかります。
小屋前の池塘
この池塘ははっきりと憶えていました。
池塘の傍らで休息し、27年前の初めて訪れて時のことを思い出し、いささか感慨深いものがありました。(尚、その時同行した友人は今回同行した友人とは別人です。)
小屋前の池塘の傍から乳頭山
いつまでも感慨にふけっているわけにはいきません。出発です。
明るい小さな湿原が幾つも現れます。
熊見平や千沼ケ原ほど多くはありませんが、ここにも花々が咲いています。
湿原の先に駒ケ岳も見えます。
そして、田代岱からの乳頭山
湿原の姿がなくなると、ちょっと歩き難い道になりますが、直ぐにブナの中の道になります。
ブナの中の道は歩きやすく、暑くもありません。
蟹場と大白森の分岐を左にとり、下っていきます。
途中木々の間から駒ケ岳や田沢湖・乳頭山が望めました。
この道はかつて大白森に行く時に登りで通ったことがります。
その時は筍採りのシーズンで、筍採りの人とゴミの多さに大いに驚いたことがありました。しかし、今回は全くゴミが見当たりませんでした。
最後は大釜温泉の脇に下り立ちました。
汗だくだくになってしまったので、大釜温泉で入浴していくことにしました。
この大釜温泉は過去に二度ほど宿泊したことがありますが、一部リニューアルされて少々小奇麗な感じになっていました。逆に昔の素朴な風情が失われてしまいました。