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蓼科山

2007年08月21日 | 山歩 - 甲信越



- 秋の花咲く蓼科山頂から八ヶ岳 -

家から簡単に日帰りできる山の中ではおそらく一番標高の高い蓼科山に出かけました。

山の中ではさほど暑さは感じませんでしたが、下りてきた下界の暑さは尋常ではありませんでした。まだまだ暑い夏が続きそうです。

行程 【 蓼科牧場~御泉水~七合目登山口~将軍平~蓼科山~(往路を戻る)~蓼科牧場 】

行きは蓼科牧場からゴンドラを利用して御泉水まで上がってしまいます。



ゴンドラの上の駅からの眺め。足下は女神湖、奥の平らな山塊は美ヶ原です。



涼しい林の中の道を歩き始めます。

自動車道路を二度横切って行くと、七合目登山口です。ここには駐車場がありますが車の数は思ったほど多くありませんでした。



しばらく登っていくと、苔むした林の中を行くようになります。

下界はこの日も暑かったようですが、あまり暑さは感じませんでした。それでも、もちろん汗はでてきます。



林が切れて陽が射す場所には、アキノキリンソウとヤマハハコが・・・。

将軍平で一息入れて、大きな岩が連続する登りを行きます。

蓼科山頂は特徴的です。一面に大きな岩が転がっています。



大きな岩をばら撒いたような蓼科山頂部。

右手の少し高くなって人がたむろする場所に標柱と三角点があります。

山頂からの展望は素晴らしいです。但し、移動しないと各々の方角を眺めることはできません。



蓼科山頂から八ヶ岳・赤石山脈(クリックで拡大)。山名付きはここ



蓼科山頂から双子山・横岳・八ヶ岳(クリックで拡大)。山名付きはここ



蓼科山頂から赤石山脈。山名付きはここ



蓼科山頂から木曽山脈方面。山名付きはここ



蓼科山頂から飛騨山脈方面。山名付きはここ

大きな岩がゴロゴロしていますが、所々岩の間に秋の花が咲いていました。



アキノキリンソウとヤマハハコが目立ちました。



秋の花越しに八ヶ岳。

展望と花をのんびり楽しんで下山です。今回は珍しく往復コースです。



大きな岩が続く中を下ります。中腹には縞枯れ現象が見られます。奥には薄っすら浅間山。

将軍平で再び一息入れていると、小屋の主が出てきました。しばらく、二人でおしゃべりです。泊り客が少なく、経営的にはきびしいみたいな印象を受けました。今度は泊まりに来てよと言っていましたが、何しろ簡単に日帰りできるのでなかなか・・・。



下りの木々の間から女神湖。

途中少し道をそれた天狗の露地でも一息入れます。



天狗の露地から蓼科山頂方面を見上げますが、山頂は見えていません。



天狗の露地から女神湖、奥に美ヶ原。



空は依然青く、そこに白い雲が・・・。

下りはゴンドラを利用せずに、その脇の草原の中の道を下ります。道そのものは面白くありませんが、色々な花が咲いています。

家族連れで賑わう蓼科牧場に下り立ち、ソフトクリームです。この時期は下山後はソフトクリームが一番です。



途中に咲いていた花たちです。もはや秋の花になっています。

アキノキリンソウ、ヤマハハコ、オヤマソバ、ヤナギラン、ネバリノギラン、ツリガネニンジン

エゾカワラナデシコ、ウツボグサ、ハクサンフウロ、ヤマホタルブクロ、ヒヨドリバナ、マルバダケブキ

クガイソウ、コオニユリ、カニコウモリ、詳細不明のアザミ・トリカブト、・・・、など。



ヤマハハコ と アキノキリンソウ



タデの仲間のオヤマソバ(だと思います)

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ヤマハハコ / エゾカワラナデシコ

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マルバダケブキ / ヒヨドリバナ

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トリカブトですが詳細は? / ウツボグサ

トリカブトは種類が多く見分けが難しいです。タテヤマウツボグサとウツボグサの見分けを私は葉柄で行っています。

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アザミの仲間であるのは直ぐにわかるのですが、詳しくは? / ハクサンフウロ

アザミも種類が多く、見分けが難しいです。
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