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金山 - 北関東

2007年01月05日 | 山歩 - 北関東
群馬県太田市の金山(かなやま)、ここは山というより「金山城址」といった方がいいかもしれません。現在でも発掘調査そして復元工事が行われています。

市民の散歩のコースになっているようで、多くの散歩の人とすれ違いました。そんな所ですから、「山」だと思って行くとがっかりすると思います。でも、今の冬の季節は城址からの展望に期待できます。

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まず、麓にある大光院に寄っていきます。呑龍(どんりゅう)上人によって開山されたこの寺は、一般的には「呑龍様」と呼ばれています。呑龍上人は貧しい人々の子供を弟子として引き取って養育したため、現在でも「子育て呑龍」として信仰されています。この日も子供連れの初詣客の姿が目につきました。



大光院にて。

大光院から呑龍上人の廟の前を通って金山に向かいます。



金山への登り道で。



復元された馬場下通路。復元された場所には各々説明板がありますので、そこがどうであったのかを知ることができます。

この馬場下通路のすぐ上に物見台跡があります。その物見台跡に、展望台が作られており、そこからは当然眺めがいいです。

いつもの冬なら冷たい季節風が吹き付けるのですが、この日は全く風がありませんでした。そのためでしょうか、期待していた山々の姿も霞んでいて、いつものようにハッキリしません。



物見台跡展望台からの眺め。足尾・日光方面で、白根山、男体山が頭を出しています。



物見台跡展望台からの眺め。左手奥に薄っすらと見えているのが浅間山。

いつもなら一番見応えのある赤城山は見えていましたが、写真には写りませんでした。



大手虎口。



日ノ池。池の付近の南面の日溜りでは、幾つかのオオイヌノフグリが早くも花開いていました。



金山山頂、かつての本丸跡には、新田神社があります。展望はわずかに東側の一部が見渡せるだけです。

新田神社から大手門跡まで下りて、矢倉台のあった八王子山に登り返します。



中八王子山付近の松林。金山一帯は松の木が多いです。
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