上州の素人菜園

毎日が新たな挑戦です。

柿の徒長枝

2019-02-02 05:27:07 | オールスターキャスト
一昨年、全く無手入れの次郎柿と平核無柿の芯を抜いたら、沢山の徒長枝が出て来ました。

次郎柿の徒長枝


平核無柿の徒長枝は、既にかなり落としてしまったのでありません。

徒長枝は芯を抜いた付近から沢山出ていて、果たしてこれを全部落とそうか悩んでいました。

色々ネットで調べると、大半のサイトでは徒長枝は全部落とすべしと書いてありました。

しかし、一か所で”柿の徒長枝利用”の文言を見つけて、昨日紹介した本に回り道をしながら行きつきました。

簡単に言うと、”中心部の徒長枝を80cm間隔位に育てつと、1年目から3年目の間に実を付けさせることが出来る”
ということです。1年目でも数個の実が付くそうで、2年目・3年目と実が多くなるそうです。
ただ、3年間稼いでもらったらお役目終了にして、別の徒長枝にバトンタッチさせます。

下が徒長枝を80cm間隔位に残した平核無柿です。





次郎柿も同様に80cm間隔位に徒長枝を残して、今年の秋を楽しみに待ちます。

ちなみに徒長枝の先端は切っては駄目で、切ると花芽がなくなってその年の着果が見込めません。

また徒長枝っを残すのは中心部の芯を抜いて空いた空間だけで、周囲の枝が細く葉の多い部分の徒長枝は、
従来のセオリー通り周りの枝の栄養分を奪い取るので根元からカットしなければなりません。