担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

自然治癒力。

2010-12-18 00:09:22 | Weblog
怪我だの血だのという話は非常に苦手だが,身体が持つ自然治癒力に最近驚かされたので書き記しておく。

5月の連休の頃だったと思うが,ふと思い立ってよせばいいのに壁倒立をやろうと試みたことがある。
思った以上に体が重く,なかなかうまくいかない。
意地になって勢いをつけたりすると大怪我をするのではないかという懸念があったが,何回かトライしてみた。
その結果,倒立までに至らず,横に倒れてしまい,倒れた拍子に壁にあった段差に右足の人差し指をしたたかに打ち付けてしまった。
非常に痛かったが,しばらくは見た目に特に変化はなかった。
しかし,たぶん翌日あたりには爪の内側が内出血のせいか真っ黒に変色していた。

おそらく爪が「死んでしまった」のだろう。ただ,その後も爪は一応伸び続けていたので,他の指と共に時々爪を切っていた。
そのまま医者に行かずに放置していたら,その後の半年間,爪は黒いままで,しかもまっすぐ生えずに斜めになり,横幅も小さくなって巻き爪になってしまった。
少し押すと爪が指に食い込んだあたりに痛みが走るので詳しく観察はしなかったが,どうやら爪が二層になっていたようだ。
このままでは右足であまり強く踏ん張ることはできそうにない。
一生この爪と付き合っていかなければならないのかと考えると,あまり明るい気分にはなれなかった。

ところが,この間,風呂場で足元をみると,黒かった爪がいつの間にか真っ白に戻っていた。
おそらく,もともとはがれてしまっていた上の層の古い爪がついにはがれ落ちたのだろう。

それからまた数日が過ぎ,爪を切ったとき,幅が狭く,斜めに生えていた白い爪が,爪の先端にだけくっついており,根元にはほぼ以前と同じ幅の,しかも向きがまっすぐの爪があることに気がついた。
巻き爪も解消されてしまったようだ。

今では丸まった爪の名残もなくなり,ちょっと手触りが他の指の爪とは違うものの,ほとんど元通りである。

実に全治半年の重傷だったわけだが,人体の自然治癒力はすごいものだと感心することしきりである。
コメント
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