担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

憧れ。

2008-06-26 21:16:09 | Weblog
昔から強く憧れていたことのいくつかに関連して。
もろ個人的な話題。

・「大学への数学」という,高校の教科書レベルから大学入試レベルまでの橋渡しを意図した月刊誌がある。名物記事に「学コン」と呼ばれる「学力コンテスト」と「宿題」と呼ばれる問題があり,読者がそれらの解答を出版社(東京出版)に送ると採点してくれるという制度がある。「宿題」にはそれこそ人によっては一ヵ月かかっても解けないような,興味深い難問が出題される。で,その「宿題」に一問でも正解する,というのがささやかな夢なのだが,まだ果たせていないし,果たせそうな見込みもない。夏休みにでも取り組もうかどうか,思案中である。

・「数学セミナー」という,数学ファン向けの月刊誌がある。名物に「エレガントな解答を求む」という問題があり,やはり読者が解答を出版社(日本評論社)に送って採点してもらうことが出来る。これにも常々参加してみたいと思っていたのだが,最近僕にも解ける問題に幸運にも遭遇したので,解答を送ったところ,正解者リストに名前を加えてもらうことが出来た。ただし,それは京大の院試の一問だったそうで,そりゃーまあ解けるわな,とちょっとガッカリした。というわけで夢は半分叶った,という感じで,僕にとってもっと難しい問題にチャレンジするという課題が残っている。

・「国際数学オリンピック」という,高校生以下を対象とした大会がある。現役のときは結局国内予選すら参加しなかった(当時は参加できるほどの能力が全くなかった)のが心残りで,いい年したおじさんの今なら解けるかも,と期待している。国際数学オリンピックレベルの問題がすらすら解けるようになるのが小さな夢であるが,大それた夢のような気もしている。


さて,高校生程度を対象とした他の理系科目のコンテストがいろいろあることをついこの間知ったので,記念にサイトを紹介しておく。
特に「情報オリンピック」は興味をそそる。もちろん学部生時代の専攻である物理も気にはなっているのだが。
プログラミングの腕試しに「情報オリンピック」の問題に取り組んでみるのも面白いかもしれない。
ちなみに,Cプログラミングの速成コースという web 教材も見つけたので,興味がある人は参照してほしい。

プログラミング速成コース

数学オリンピック財団

International Mathematical Olympiads

物理チャレンジ

International Physics Olympiads

全国高校化学グランプリ
コメント (2)
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数学ネタ。

2008-06-26 20:07:12 | もじりあーの。
連立方程式の解法に似て非なるもの。

それは,「はみ出し法」。

ある成分に着目し,その成分の値を 1 にして,同じ列の他の成分(や同じ行の他の成分)をすべて 0 に「掃き出し」てしまう「掃き出し法」と似ているが,掃き出された数字が行列の外にはみ出したりして,ぐっちゃぐちゃの計算をしていく方法のこと。
数字の表がもはや行列の体をなさなくなる,危険極まりない計算法であり,発明と同時に葬られた幻の計算法であるという。
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えーっと。

2008-06-26 19:58:45 | どっちだっけ?
7. 「アキバ」と略されるあの場所だけど,「あきばはら」と「あきはばら」,どっちだっけ?地方出身者には難しいわ~。


まあ,学生時代のバイト先で,パートのおばちゃんが「名古屋って琵琶湖の近くだっけ?」みたいなことを言ってたくらいだから,「秋葉原」の読み方がわからないからといって,大した罪ではないだろう。


8. 「茨城」と「茨木」,「いばらき」なのか「いばらぎ」なのか,よくわかんないや。


9. 国名「日本」は「にっぽん」と「にほん」のどっちなんだろう?そもそも,どっちかに決まってるのかすら謎。
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更新情報。(6/26)

2008-06-26 00:46:14 | Weblog
6/25の更新情報と合わせて。

・解析学Iの演習問題 No.5 を載せました。

・数学Iの宿題 No.6 の解説を載せました。変な間違いが多かったのにショックを受けて,ちょっときつめのコメントになっています。
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百八の煩悩。

2008-06-26 00:41:36 | Weblog
某所で,百八の煩悩全てに名前がついているのか話題になった。

こういうときに頼りになるのがネットである。検索してみたらさっそくヒットした。

浄土真宗やっとかめ通信のページ

仏陀が言ったわけではないのかな?

仏陀は何を説いたのだろうか。また新たな疑問が湧いてきてしまった。きりがない。
このような性(さが)ももしや煩悩のひとつなのだろうか。
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電車が止まった。

2008-06-25 00:58:06 | Weblog
今日(あ,もう昨日か)は梅雨とは思えぬいい天気だった。

授業後,某先生方といつものようにだべっていたら,一緒に夕食を食べようと
いうことになった。

駅前に着くと,電車が止まっている旨の放送が聞こえてきたらしい。

「どうせ電車も止まってるから,食べに行こうよ。」

というわけで食事をしたのだが,食べ終わって駅の改札に行ったら,
まだ電車が止まっているらしい。

終電ぎりぎりの時間だった。っていうか,もう間に合わなかったのかもしれない。

歩いて土呂まで行ってみた。20分弱かかった。

大宮まで家族が車で迎えに来てくれるというので,運転再開した電車に乗って大宮まで出た。

このブログは大宮駅前の漫画喫茶で書いている。
この漫画喫茶は僕の地元が発祥の地だったはず。
利用は僕の地元での初利用とあわせて今回二度目だが,受付では初利用を装ってみた。

皆さんも終電に乗り遅れないように気をつけよう。
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うーむ。

2008-06-24 12:14:07 | 食べ物,アニメ,資格試験・検定,株
合格してしまった。

席次は22人中,4番ということで,ちょっと微妙。

受験者数が年々減っているので,狙い目であることは確か。
しかし世間の風は冷たいし,待遇も年々悪くなる一方なので,正直魅力に欠ける。

ボランティア精神が大切なのだわ。(○紅調で。)
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更新情報。(6/19)

2008-06-20 11:58:12 | Weblog
これを書いているのは20日ですが。

数学I演習のプリントをいくつか補充しました。
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<読書感想文08014>「高校数学でわかるマクスウェル方程式」

2008-06-20 11:57:02 | 
竹内淳,高校数学でわかるマクスウェル方程式 電磁気を学びたい人,学びはじめた人へ,講談社ブルーバックスB-1383,2002.


高校の物理で習う電磁気の知識を再整理し,電磁場の基本法則を積分形で表し,その意味するところを再解釈し直して大学で習うレベルの電磁気学への橋渡しとするのが主な目的と思われる。

第1部では平賀源内とエレキテルの話からマクスウェルの登場まで,電磁気に関する人類の認識の発展を歴史的に概観する。扱われている話題はおそらく高校物理の知識を超えない。

第2部では第1部で紹介された個々の物理法則を積分を用いた数式によって表現する。高校物理で扱われるような基本的な例題に積分形の法則を適用し,その威力を示してくれる。そのように法則を整理したことの重要な帰結として,電磁波の存在の理論的な予言とヘルツによる実証が挙げられている。

随所で最新の科学技術の話題について触れられており,その部分は勉強になった。
IH(電磁誘導で加熱する火を使わない料理器具)の原理,コンピュータの記憶装置の仕組み,ブラウン管の原理,ラジオのアンテナの種類,半導体に関する簡単な説明等々である。高電子移動度トランジスタや青色ダイオードの発明など,日本人研究者の貢献も積極的に紹介されている。

第3部では,科学研究の進め方に関する著者独自の見解が述べられている。平賀源内がエレキテルの研究を行ったにもかかわらず,その後の日本で電磁気学が発展しなかったのはなぜか。その疑問に対する,著者の回答なのだろう。そして,若い人たちへのメッセージもこめられている。「議論に基づく真理の探究」が重要だという主張に対しては僕もおおむね賛同なのだが,それは議論の大切さについてのみであり,探求すべき「真理」というものが僕にはよくわからないので,その点については判断を保留しておく。

p.125 に,ガウスの法則の証明についていけず,それを理解しないまま卒業してしまう学生が多いといったようなことが書かれている。著者は物理系の学科で教鞭をとられているので,これは物理を専門に学んでいるはずの学生達のことを指していると見てよいだろう。なんとも頼りない話であるが,僕はそのダメ学生の典型例だったのでこれ以上何も言えない。


高校物理の復習をし,電磁気学のさらなる理論を学ぶための心構えを作るには適当な本であろう。
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結構ありがち。

2008-06-19 18:20:06 | どっちだっけ?
4. 「デビュー」と「デヴュー」,どっちが正しいの?

鞄は「バック」じゃなくて「バッグ」,「大きい」は「ビック」じゃなくて「ビッグ」。

5. 「キューピット」と「キューピッド」,どっちが本当なの?

次のは高校時代,有機化学を習っているときに思いつき,冗談で周りの友達に言いふらして混乱させようとしていたら,僕自身がわからなくなってしまったという甘酸っぱい青春の思い出のこもったネタ。正確に覚えている人にとっては混乱している理由がわからないだろう。

6. 「アセトアニリド」と「アセトアリニド」,どっちが本物?
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