日々雑感

心に浮かんだこと何でも書いていく。

2009年04月28日 | Weblog


一度読んだ本でも、捨てたらもったいないと、本箱につんでいたら、本があふれ返った。
整理しても整理しても、量が多すぎて、簡単に収まりは付かない。
そこで、古本を売ることにした。僕の場合、本を読むと必ずコメントを書いたり、赤線を引っ張ったり、して書き込みがある。これは一切売れない。

昨日、文庫本15冊を売りに行った。売り物になるのが、5冊で、あとは廃棄処分。売れたお金は150円。

ところが、1冊平均30円で買いとられた本が、書棚に並ぶと、1冊100円である。
儲かるはずである。ひょっとしたら、タダでいいから、本を持っていってほしいと、古本屋に持ち込む人だってたくさんいる。つまり、原価はゼロである。売れば売るだけそれは、利益になる。売れるのか、売れないのかは、本屋にも、この本を出したひともわからない。

だから、場合によって、半年待ちにも売れない場合は、この古本は、廃棄しなくてはならない。ところで廃棄して、見たところで実質的な原価の損は発生しない、

原価は、タダに等しいか、さもなければ、売値の3%5%の仕入り値である。

売る側に立つと歯ぎしりするほど悔しいが、持っていても、大して役にたたないから処分せざるを得ないのだ。ただしそれらの本は読書済みで、すでに一義的には用済みだからこれでも仕様が無い。未練たらたらで今日も五十円を得るために古本屋に足を運ぶ。