ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

ヴァイオリン献上

2017年08月10日 20時35分53秒 | ヴァイオリン
 球技などで味方のミスで敵に点をわざわざ与える意味かのように使われる献上。本来は相手がかなり目上の場合に使われます。言わば「上げる」の最上級。

 所有していた国産新作を専門家に提供する事になりました。この専門家は著名なオールドをお持ちで、それとは別に新たなジャンルで使う楽器をお探しになっていました。

 オールドはフルサイズになってからのご使用のようで、一般人なら量産品のマシなクラスか、フレンチやジャーマンの古くてお値打ち品を求めるかと思いますが、そこはやはり違います。

 ここで道草。音大の先生が学生にイタリアンをすすめたがると言う話があるやに聞きます。その理由、音大の先生はイタリアン以外の楽器を良く知らないからではないかと言う気がして来ました。音大の先生は専門家の中でもトップクラスに位置すると思いますが、多分、アマチュアが手がけるようなランクの楽器に詳しくはないものと思います。生徒さんの楽器を数多く見られている教室の先生は詳しいと思いますが。

 ともあれその専門家に私のヴァイオリンを弾いて頂くと、私が弾いたときとは雲泥の差。音色音量共にとても豊かで、私の耳にはコンチェルトのソロに使っても全く支障が無いのではと思えるほど。

 この楽器は出来上がった当初から音色が柔らかく他の楽器と違うため、私はヴァイオリンらしくない音色ではないかとさえ思いました。お店の担当者(現在は都内で教室を主宰されています。)の意見も頂いて購入した次第。

 なお欠点ではありませんが、高光沢であるために傷が付くと目立ちやすく、取扱いにとても注意を払う必要があります。そのため私は専ら家で使い、教室に行く際には別の半艶でセミオールド仕上げの楽器を使っていました。


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