ヴァイオリンとフルートのRio

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子どもの貧困

2015年02月15日 21時18分44秒 | その他
 最近テレビで取り上げられました。子どもの6人に1人が貧困との事で、こういう場合の「子ども」は高校卒業までを指すものと思います。該当する世帯数がどれくらいになるのかは分かりません。ただ、周囲を見渡す限り正直なところ実感がわきません。それに貧困が問題になるのは子どもに限った事ではなく、年金に頼る高齢者の大半も貧困である可能性があります。

 とは言え子どもが特に取り上げられているのは理解できます。子どもが希望する教育を受けられないと将来的な不利が生じる可能性がありますし、子どもが十分な栄養を摂取できないと肉体的、頭脳的な発達にも影響する可能性が有るし、親の代の貧困が子どもの代に繰り返される恐れがあると思います。

 根本的にはそのような世帯の収入を増やす事を考えて行く必要がありますが、なかなか難しいように思います。日常生活に関しては生活保護を受ける方法があり、教育面では高校までの教育経費は何とか支給されると聞いています。高校が義務教育に準ずるものとして認識されているからと思います。ただし、大学は残念ながら制度の枠外のように聞きます。

 貧困の連鎖を断ち切る意味で、就職の際のスタートラインを揃えようとするなら、大学を卒業しないと従事できない職業や得られない資格もありますので、大学進学の道を開いてやることも必要と思います。奨学金の額は学費相当がせいぜいで、生活費は別に工面しなければなりません。アルバイトに精を出せば、学業がおろそかになり、本末転倒になります。

 貧困層を根本的に減らす意味でも、また、さらには国力増強の意味でも、子どもの貧困は解消されるべきと思います。大学への進学者は減って来ていますので、せめて国立大学に該当者を受け入れ、生活面の経費も含めて面倒を見ることも可能な制度を考えるべきで、そうすれば、大学の統廃合をしなくても済むのではと思います。

 食事については、NPOが食材を無償で提供しているケースがあると聞きます。また、食事を提供する場も少なからずあると聞きますので、これらを拡充する方法を考えて行くべきかと思います。安価だからと言って、ファーストフードやジャンクフードに目が行くのは好ましくありません。基礎的な食品に課せられる消費税を低減することも考えてよいのではと思います。


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