ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

FlとVnの先生

2014年08月12日 09時21分30秒 | 音楽
 私の父母が小学校に通っていた時代の話。近くの東京音楽学校出の先生が赴任していて、音痴の子供が調子を外して歌うと「馬鹿にしている」と怒り出すなどして度々の授業放棄。当時にしては珍しく父兄が学校に抗議しました。一昔前の音楽関係者にはこんなイメージがありました。

 そこで今。

 私のヴァイオリンの先生は3歳からヴァイオリンを始められています。3歳児に親が強制するのはいかがかとつい思うものの、うまくなっている人のほとんどは3歳くらいから始めています。私が今弾くような曲はいつ弾いたのかご記憶が無いのではと思う次第。

 とても寛容で、なぜこんなやさしい曲が弾けないのかとは顔には出さず、前回のレッスンで教わったことを忘れていても根気よく教えて頂けるし、上手く弾けない箇所の克服法も考えて頂いています。実際に弾いて見せて頂けるのが有り難い点。やはりDVDでは不足で本物は違います。

 目下の教材は簡単なコンチェルト。有名なザイツの幾つかの曲以外にも、ヴァイオリニスト兼作曲家の作品や有名作曲家の作品の簡易版が有りますから、当分は教材に事欠きません。

 フルートの先生は中学生から始められましたので、開始時期と言う点ではヴァイオリンの先生とかなり違います。でもフルートの場合はこれが普通。フルートは子供には大き過ぎるので、頭部管のみU字状に曲げたタイプや、さらに足部管が無いタイプなどもありますけれど、私は最近までそのようなものを知らずに居ました。

 将来性の乏しい生徒で、あまり基礎重視だと基礎のうちに息が絶えてしまっても困りますから、本人の希望を優先して頂いており、そうは言っても楽しい曲ばかりではまずいと思い、エチュード中心のレッスンをお願いしています。

 とても丁寧なご指導で、やはり実際にお手本を見せて頂ける点が有り難く、また、うまく弾けない部分についてもいろいろな練習法を助言して頂いています。面白いのは、と言うと不謹慎に聞こえますが、ヴァイオリンの場合と同じような指摘があることで、異なる楽器の先生から同じ指摘を受けるのは、基本的にダメと言う事かも知れません。

 ここでヴァイオリンとフルートに共通する話題を。ベートーヴェンのロマンスヘ長調はこの作曲家のヴァイオリン協奏曲の習作と言われます。フルートでもほぼそのまま演奏できますが、コーダの部分に最高音のドがあり、私はこの音が苦手で良く出ません。練習しなくっちゃ。この曲、ヴァイオリンで弾けるようになることも目下の私の目標になっています。聞きなれた曲でメロディーは頭に入っています。


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