ヴァイオリンとフルートのRio

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理研の今後

2014年08月05日 21時40分33秒 | その他
 豪雨と暑さに驚く中、STAP細胞の論文に関与した幹部が亡くなると言うニュースが飛び込んできました。万事順調であればノーベル賞が貰えたのではと一時は言われましたが、不祥事の当事者になったため、将来に暗い影が差したものと思います。何はともあれ、ご冥福をお祈り致します。

 一連のSTAP細胞にまつわるドタバタ劇を外部から報道を頼りに眺めていると、高度な先端技術を研究する団体の割には不合理な点があるように感じられます。

 報道で有名になった例の研究者の採用に際して通常の採用手続きを踏まず、特別に採用したと言われていますし、ネイチャーへの論文投稿がなかなか認められず、亡くなられた幹部が指導してようやく認められたと聞きます。

 理研はSTAP細胞をノーベル賞受賞者山中教授のiPS細胞を上回るものとして位置付けたかったらしく、投稿も含め無理な外部発信を重ねたように思います。独立行政法人と言えども研究は予算制なので、成果が確実に得られる研究テーマを選択する必要性に迫られ、無名の研究者のテーマに飛びついたのではないかと思います。

 一般的に言って論文投稿の共著者が多数居るのは、おいしい成果を自分の物にしたい人が少なからず居るからで、一般の会社でも特許出願の際の発明者として上司が連なることがあるのと似ています。発明者の認定については専門家に尋ねれば教えて貰えますが、論文の共著者の認定については決まりが無いのか、研究者どうしの力関係で決まるのか、私にはよく分かりません。

 亡くなるに至った原因が何なのかももう一つよく分かりません。ただ、STAP細胞に関する幕引きに関して内部で相当な議論があったであろうことは想像できます。幹部が研究の場で早朝に亡くなられたのも、ご本人が何かを訴えたかったからなのではと、つい憶測したくなりますが、亡くなられた方に失礼になるのでこの辺にしておきます。


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