ヴァイオリンとフルートのRio

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ある誤解・・・議員になるための条件

2012年12月05日 15時53分47秒 | その他
 家の年寄がとんでもない誤解をしていました。国会議員は難しい法律を議論するのだから、司法試験を通っている筈と言い張ります。違うと言ってもなかなか聞きませんでしたが、たまたま近くの選挙区で司法試験浪人を経て衆議院議員に当選した人が居るのを思い出し、その人を例に説明したら渋々納得しました。

 ご承知のように、議員になるには、懲役刑に服しているとか公民権停止中などの場合を除けば、一定年齢以上であればよく、学歴や識見は問われません。この点、司法試験では法科大学院修了かそれと同等のレベルであることを要すると言う意味で、学歴または識見が問われます。

 年寄の勘違いと言ってしまえばそれまでですが、議員になるには資格が全く不要と言うのは、広く国民の代表たり得る人材を集める意味では肯定できるものの、法律が分からない人が議員になるのも少々問題かなと考えてしまいました。

 議員は社会のいろいろな問題を把握して解決の方向を示した後は、法律の専門家に条文を書いて貰えばよいと言えばそれまでですが、今は昔、横山ノック氏(参議院議員を経て大阪府知事)は条文の内容の理解度に問題があったと聞きますし、厚生行政には詳しい筈の南野知恵子氏も法務大臣としては問題がありましたね。

 議員になってから法律の研修を受けることを義務付ければよいのでしょうか。

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