トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

blogramランキング参加中

blogram投票ボタン

エヴァンゲリオンの切手

2008-10-17 20:59:34 | 日記
 今日、gooの友達から、新世紀エヴァンゲリオンの切手シートを頂きました。どうもありがとうでございます。もったいなくて使えませんね。おいらは、エヴァンゲリオンは初心者です。ガンダムも、友達の影響で一昨年がおいらの元年でした。
 今、gooのブログパーツに、コナミのアーケードゲームの「クイズアカデミー」に関係したものがありますね。おいら、ゲーセンに行ったのも同じく友人に連れられたのが最初です。ゲーム機のRPGは、ゆっくりやれるから好きなのですが、アクションゲーム系はさっぱり苦手です。ゲーセンでは、三国志大戦も三国志大変で挫折。ガンダムビルダーも当然挫折。今は、時々、クイズアカデミーを楽しむ程度です。そのクイズの中のジャンルに「アニメ・ゲーム」があるんですが、昔のマンガの問題は比較的よく答えられるのですが、エヴァとかガンダムの問題はさっぱりだめです。第一、登場人物の名前もよくわかりませんから。モビルスーツの名前も覚えられませんね。今日はそんな話題でした。少し、ヲタクに進化しているのかも知れません。 本当に、切手もらって嬉しかったです。どうも、ありがとう!
 
 

日記風に

2008-10-17 19:58:42 | 日記
 今日は、いつものように歩いて手話サークルに行きました。足のしびれには慣れてしまったようで、とにかく歩いて行きました。秋の日差しの中を歩くのにもそれなりに暑さを感じました。

 サークルで、手話まつりに販売するクッキー作りの募集がありました。おいらは、今年で3年目のお手伝いをします。1回目の時に、仲間から毎年手伝ってねということで、エプロンをもらいました。洗濯済みのエプロンを取り出して、月末に甘い香りの中、クッキーを作ります。今年は、バターや小麦粉などの原料が値上がりしていますね。いくらで売るのでしょう?もしかしたら、当日の販売も担当します。近くの方は、参加して下さいね。

 今日のサークルの学習は、輪になって「私の健康法」「最近気になっていること」「私のお勧めスポット」等の好きなテーマでみんなに発言して、左隣の人が手話で内容を表現するというものです。簡単な手話通訳の練習ですね。話が終わるたびに、質問があったりして、結構楽しく過ごせました。ろう者の人に話がうまく伝わるかという事の他に、話の内容で盛り上がっていました。

 サークル終了後は、時間のある会員は近くのファミレスでお茶します。なるべく手話を使う機会を増やすことも、交流の目的です。又、甘いものを注文してしましました。

 5時になると、夏と違って夜を感じるようになりました。公園のそばを通って帰りましたが、空気の中に木々の香りが混じっています。秋は、メランコリックの季節です。自分が何で生きているのだろうかなどと考えてしまいます。ある人が、平和とは戦争をしていないことだと言っていましたが、同じように表現するなら、死なないから生きている、あるいは死にたくないから生きているということになりそうです。歩いているうちに段々と暗くなっていきます。とりとめのないことを考えながら歩いて行きます。

 高齢者相手に催眠商法を行う会場の前を通りました。もう、だましの時間は終ったらしく、部屋の中を社員が片付けていました。今回は、長い期間やっているようですが、高齢者に最終的に高額商品を売れば、次の巡業先に移っていきます。
 最近は、「還元水素水」などという、インチキくさいものが社会にはびこっているようです。日本は「水ビジネス」が盛んですね。アルカリイオン水・クラスター水・磁気処理水・還元水・πウォーターなど怪しそうな物のオンパレードの連続です。大方は疑似科学そのものです。古くからある「御神水」は、信仰上のものですが、そうした歴史もこのインチキ商売に影響しているのでしょうね。※新興宗教の「御神水」は、大いに怪しいです。宗教ビジネスとでも言うのでしょうね。
 透析からの帰還などと宣伝している業者もあるようです。壊れた腎臓は非可逆性なのに、死んだ糸球体が「還元水素水」で生き返るなどということはあり得ない訳です。催眠商法と同じように、疑似科学の「水ビジネス」のはびこる世の中は異常としか言いようがありません。それに加えて、マルチ商法を擁護していた政治家が、与野党共にいたことを考えると、嫌になってしまいます。

 家の近くになるにつれ、ますます暗くなっていきます。暗いの連想で、知り合いのろう者の話を思い出していました。彼、旅行が好きで、信州の善光寺の胎臓巡りの話をしてくれたことがあります。暗闇の中を手さぐりで鍵にさわると幸せになるとか。彼、中で携帯電話の明かりですっかり見てしまったそうです。いけませんね。信仰は大事にしなくては。

 家についたら、疲れがどっと出ました。もう、いい加減に睡眠不足を直さなくてはいけません。

ニュースから ミニ版

2008-10-17 11:12:03 | 社会
 ☆ノーベル賞受賞者の南部さんは「アメリカの受賞者」だって。
文部科学省での決定。文科省が国別、分野別に集計しているノーベル賞受賞者の一覧表では、今年のノーベル賞物理学賞受賞者の米国籍の南部陽一郎さんをアメリカの受賞者として数えることにしたということです。従来から、受賞時の国籍でカウントしてきたそうです。二重国籍者の場合は、日本人としてカウントするそうです。
 今、子供の理科離れや、ポスドクの増加、国立大学や研究所の独立行政法人化で、理論物理学をはじめとする基礎科学の分野が危機的状況に陥ろうとしています。産学協同といいますが、企業はあくまでも利益を追求する所ですから、すぐにお金になるような研究には興味を持ちますが、基礎的研究には無関心のようです。資源の少ない日本は、今後は「技術立国」として生きていくことが期待されています。しかし、現状は基礎科学の研究がおろそかにされています。確かに、即、利益を出すような研究ではありませんが、応用科学や新技術の開発を支える大切な分野です。土台がしっかりしていなくては、立派な建物も建てられません。自由な発想でのびのびで研究が出来る環境が、今、求められています。
 外国への頭脳流出も、今後どんどん増えるかもしれません。高等教育にかける予算が、OECD諸国の中で、下から2番目なんて恥ずかしい話です。

 付記 科学研究では、専門分野で研究成果が出ても、他の分野との連携は、専門外ということで難しいことがあるようです。今後は、各分野の連携をコーディネートできる広い知識と視野を持った「新しい博物学」のような分野の専門家の養成も必要となるのではないのでしょうか。

学生無年金訴訟勝訴確定

2008-10-17 02:46:51 | 社会
学生無年金訴訟、最高裁で原告側初勝訴(朝日新聞) - goo ニュース

 平成元年まで、学生は20歳以上でも国民年金は任意加入でした。学生だから、支払いも大変ですしね。そんな訳で、98%の学生が年金未加入でした。でも、その未加入期間に事故や病気で障害者になった場合に、初診日が20歳未満の時には、障害基礎年金が支給されますが、20歳以上だと支給されませんでした。障害を負って、高い医療費を払う必要など厳しい生活条件に置かれた若者も少なくありませんでした。制度上の欠陥から生じた問題でした。

 無年金訴訟が起こされましたが、その中には、初診日が20歳未満の時にあったかどうかを争うものもありました。精神疾患の場合は、病気故に自分から進んで精神科の受診を受けること自体が難しいという問題がありました。従って、実際に受診するのは、20歳過ぎてからというケースがあり、20歳前の発病の証明は困難なものでした。本当は、精神疾患の特性を行政側で考慮してくれれば良かったのですが、証明の難しい司法の判断を仰ぐことになってしまいました。

 今回のケースは、国民年金に未加入だった学生時代に統合失調症だと診断された岩手県の男性の家族が、社会保険庁長官を相手に障害年金不支給処分の取り消しを求めた訴訟の上告審で勝訴が確定したものです。(男性は、二審判決直前で死亡しています)。最高裁第二小法廷(吉田祐紀裁判長)は、15日に国側の上告を棄却する決定をして、原告側の勝訴が確定しました。

  一、二審では、ともに男性側が勝訴しています。今回で、学生無年金訴訟で原告の勝訴が確定したのは3件目になります。過去の2例とも司法の判断は柔軟で、他の診療科での受診をもって、20歳前に初診日があったと解釈したものでした。今回のケースは、一、二審判決の事実認定によれば、成人前に数か所の胃腸科を受診して、精神科に初めて行ったのは20歳1か月の時で、その際統合失調症の疑いがありと診断されました。その後、年金支給の申請をしたものの認められなかったものでした。最高裁第二小法廷は、20歳前に統合失調症による胃腸疾患で受診した日を初診日として受給要件を満たすと判断したと推定されます。

 なお、同じ小法廷では、10日に、別の学生無年金訴訟判決では、国民年金法上の「初診日」は厳格に解釈すべきだとして、成人前の発症をもって認めるべきとの原告側の訴えを退けています。
 
 この任意加入期間の学生の無年金問題については、福祉制度として、平成17年4月1日から、「特別障害給付金」制度が始まっています。該当する場合は、申請の翌月から、1級5万円・2級4万円が支給されるようになりました。

 現在は、学生特例制度も利用できます。しかし、強制加入になったにも関わらず、保険料を払っていない人がいます。将来の年金制度への不信から払わない人がいますが、もし、予期せぬ事故や病気で障害者になった時に、障害基礎年金がもらえなくなります。今、心配なのは、派遣労働者など非正規雇用労働者で、国民健康保険も含めて保険料が払えない若者などがいることです。貧困化が進んでいる現在、対策が急がれる問題です。

 おいらの透析仲間には、国民年金の保険料を払わなかったために、無年金の友人がいます。
 
 初診日が、平成28年4月1日前にある場合は、原則的な保険料納付条件に該当しなくても、初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの直近の1年間に保険料滞納期間が無ければ、障害基礎年金が支給されるという特例があります。彼の場合も、初診日前に、せめて条件に合う期間に1年間だけでも保険料を払っていれば、年金をもらうことができたのです。(※この特例は、初診日の時に65歳未満であるものに限られる)。