トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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日記風に 「学園祭」

2008-10-12 20:39:13 | 日記
 今日は、知り合いと学園祭へ行く約束の日だ。午前9時半に駅の改札口で待ち合

せ。専門学校卒業後2年目に先生と会って挨拶したいという。その際の手話通訳を

頼まれる。おいらは正式の手話通訳ではない。地域の登録もしていない。(まだ、

登録は無理だ)。友達だけの臨時の通訳だ。(今後、出来るだけ勉強しますで

す)。

 駅ビルに行列あり。デパートの北海道展で、例の花畑牧場の生キャラメルの限定

販売があるため。開店前から、整理券を求めるお客が並んでいる。渇き商法か?

おいらには、関係ないのでパス。

 彼と会って、2駅目で下車。駅から、スクールバスに乗って早目に到着。受付で

パンフレットをもらい、職員室へ直行。しかし、部屋には鍵がかかっていて、入室

出来ず。一瞬、絶望感。今日は、文化祭だから遅いのかもよと。

 後輩の作品展示室に行く。彼が学んだのは、マンガ・アニメーション科。お気に

入りの作品番号を書くアンケートに答えて、同人誌のような小冊子をもらう。付録

は、ポストカード。この中から、プロが出るのかな。でも、最近はマンガ雑誌の廃

刊が続いている。厳しい環境。

 学内は、模擬店のいい匂いが満ちている。でも、本日は関わらない。人混みの

中、再度職員室へ訪問。今回は、部屋が開いていた。安堵。中にいる人に先生を呼

んでもらう。先ほど訪れていた作品展示の部屋にも行っていたらしい。他にも、マン

ガ・アニメーション科では、何箇所かで催し物をやっていたから、そちらにいたの

かもしれない。(今回、学内でコスプレヤーを多く見かけた。マンガ・アニメーシ

ョン科では、今年はコスプレ喫茶をやっていた。おいらは、是非行きたかったのだ

が、彼、真面目だから行きたくないという。残念!)。

 しばらく待って、先生は来られた。通訳しますと話して、挨拶から始める。先

生、彼の事しっかり覚えていた。聞こえない人は、文章の読み書きが苦手な場合が

少なくない。手話と日本語は別の言語で、手話には書き言葉がないからだ。先生は

彼の入学当初から、文章力をつけてもらいたいため、色々試してみたと言ってい

た。在学中はうまくいかなかったけれども、最近、彼、頑張っていますよ。初めて

聞く話も多かった。彼、在学中は、不便な事が多かったんだな。そのうちに、同期

の卒業生5人組がやってきた。彼らは、今でも連絡をとっているとの事。やはり、

学園祭を利用して先生に会いにきた。先生、卒業してからも厳しい指導有り。漫画

家を志す青年たちの夢と現実。面白い話が続く。おかげで、彼の次の予定が大幅に

遅れる。でも、こういう機会だから仕方ない。友人が駅まで来て、待っているとの

メール。途中退席。次回の再開を期して。ところで、先生は女性である。旦那さん

も漫画家でウィキペディアにも載っているという。帰ってから、検索してHPを覗

いてみる。

 そんな訳で、今回の学園祭は雰囲気だけを味わう。駅で彼を待っている友人(と

いってもサークルで会っている人だった)に挨拶して、彼らとは反対方向の電車に乗って帰

った。今日は、一人で駅の近くで食事。そうだ、帰りにプラネタリウムに寄ってい

こう。


 

理工系大学院の危機・ノーベル賞の陰で②

2008-10-12 01:12:37 | 科学
 ポスドク問題を抱える一方で、我が国の大学院が送り出している博士号取得者の数は国際比較した場合少ない。2005年度の取得者数をみると、日本5828人であるのに対して、アメリカ18770人、イギリス8400人、ドイツ9056人となっている。また、過去5年間の博士課程進学者の減少は顕著である。

 博士号取得者が任期のない定職に就くことが困難な状況が続いている。学位取得後2~5年の任期付きの非常勤職を転々として高齢化するポスドクが増加している。理工系のポスドクは2007年時点で約9500人に達すると推定されている。

 提言では、理科系各分野ごとの状況と課題が述べられいるが、最後に物理学分野の部分を読んでみたいと思う。

 ⑴1990年代からの大学院拡充策により、物理学専攻の大学院博士課程修了者数は、1973年に209名に達し、1994年から急増し200年代に379名とほぼ倍増した。以降は漸減状態が続き2006年度は304名となっている。(この増加が学生の質の低下と教育の負荷の増大を招いたとの指摘あり)。博士課程終了直後の雇用形態の約50%が非常勤職である。

 ⑵常勤職に就けず、ポスドクなどの非常勤職にとどまったまま30歳代後半から40歳代を迎える人材が増大している。その傾向は素粒子や高エネルギー物理などの基礎領域の特に理論分野で顕著である。

 ⑶初中等教育での理科離れが進んでいる。我が国の高校での物理履修者の比率は1970年代には80~90%台だったが、1982年の指導要領改定以降は、30%台に激減し、現在では20%以下と言われている。これは、理科教員にも、高校で物理を履修しなった者が多数含まれることを意味している。