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Quiet Riot - Cum On Feel The Noize
Twisted Sister - We're Not Gonna Take It (Full)
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家の前からプラネタリウムが見えます。毎日見ていますが、中に入ったのは去年が初めてでした。子供の頃からプラネタリウムには、行ってみたいと思いつつ、五島プラネタリウムは行かないまま消えてしましました。
去年、始めて行った時の番組は、ドームのスクリーンに幻燈で絵を映し出すものでした。（この幻燈という言葉は、もう使わないのでしょうね。スライドと言った方が良いのでしょう。でも、宮沢賢治の作品にも登場した記憶があります。おいらが、小学生の時、学校にはまだ体育館がありませんでした。雨の日、体育の授業が中止になると、先生が幻燈大会を開いてくれることがありました。おいらの雨の日に期待することでした。今日は、幻燈をしますと先生が行った時の喜び。光の投影された画面に合わせて、先生が物語を語っていきます。西遊記の金角・銀角の話はまだ覚えています。話は脱線しました。）
今年から、プラネタリウムの設備が新しくなり、ドームいっぱいにＣＧの動く映像を映すことが出来るようになりました。今回、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が番組に上がりました。賢治は、科学の人です。「石こ賢さん」と呼ばれたくらい、鉱物学に詳しい人でした。鉱物学者が賢治の作品を鉱物学から解説した本を出版しています。また、賢治は天文学にも強い興味を持っていました。中学生の時の賢治は、夜になると自宅の屋根の上に登って、なかなか下りてこなかったそうです。星を見ながら、何を考えていたのでしょうか？賢治の作品には「星」という言葉がたくさん出てくるそうです。星座では、「オリオン座」が１７回出てくるそうです。
星と賢治と言えば、「よたかの星」も有名ですが、やはり、「銀河鉄道の夜」が最高の作品ではないでしょうか？しかし、この作品を、よく読み説くには、星の知識も必要でした。今回の番組は、その作品を自分の中で深めるためにも是非観たいものでした。今日、やっと観ることができました。ドームいっぱいに、３６０°に広がる世界を堪能することができました。ジョバンニと一緒に、北の十字架の宇宙ステーションから出発して、途中、カンパネルラと同乗しながら、短い時間でしたが、南半球の南の十字架を通って、銀河の旅をすることができました。リンドウの原も通りました。本当に、美しい映像でした。三角標のイメージもしっかり見ることができました。サソリの火は美しかった。
『むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていました。するとある日いたちに見つかって食べられそうになりました。さそりは一生懸命逃げましたが、とうとういたちに押えられそうになりましたが、いきなり前に井戸があってその中に落ちてしまいました。もうどうしてもあがられないでさそりは溺れはじめました。そのときさそりはこう言ってお祈りをしました。
「ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、そしてその私が今度いたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちにくれてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸（さいわい）のために私のからだをおつかい下さい。」そしたらいつか蝎は自分のからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見ました。』
おいらは次の作品中の文章が好きです。
『「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸（さいわい）のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。
「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。
「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。』
本当の幸いって何なのでしょう。今日は、心が現れるような疑似体験をすることができました。
この作品の音楽は、ますむらひろしの作品をもとにした映画「銀河鉄道の夜」と同じ、加賀谷玲さんによるものです。番組中では、「One Night」と「星めぐりの歌」が同じく使われていました。
次に、このプラネタリウム作品の予告編と、２曲をアップしておきます。
Fantasy Railroad in the Stars
【銀河鉄道の夜 】 星めぐりの歌
銀河鉄道の夜 主題歌
サイエンスドーム八王子 平成２０年１０月１１日～平成２１年１月１８日
休館日あり、冬休み期間中は無休
去年、始めて行った時の番組は、ドームのスクリーンに幻燈で絵を映し出すものでした。（この幻燈という言葉は、もう使わないのでしょうね。スライドと言った方が良いのでしょう。でも、宮沢賢治の作品にも登場した記憶があります。おいらが、小学生の時、学校にはまだ体育館がありませんでした。雨の日、体育の授業が中止になると、先生が幻燈大会を開いてくれることがありました。おいらの雨の日に期待することでした。今日は、幻燈をしますと先生が行った時の喜び。光の投影された画面に合わせて、先生が物語を語っていきます。西遊記の金角・銀角の話はまだ覚えています。話は脱線しました。）
今年から、プラネタリウムの設備が新しくなり、ドームいっぱいにＣＧの動く映像を映すことが出来るようになりました。今回、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が番組に上がりました。賢治は、科学の人です。「石こ賢さん」と呼ばれたくらい、鉱物学に詳しい人でした。鉱物学者が賢治の作品を鉱物学から解説した本を出版しています。また、賢治は天文学にも強い興味を持っていました。中学生の時の賢治は、夜になると自宅の屋根の上に登って、なかなか下りてこなかったそうです。星を見ながら、何を考えていたのでしょうか？賢治の作品には「星」という言葉がたくさん出てくるそうです。星座では、「オリオン座」が１７回出てくるそうです。
星と賢治と言えば、「よたかの星」も有名ですが、やはり、「銀河鉄道の夜」が最高の作品ではないでしょうか？しかし、この作品を、よく読み説くには、星の知識も必要でした。今回の番組は、その作品を自分の中で深めるためにも是非観たいものでした。今日、やっと観ることができました。ドームいっぱいに、３６０°に広がる世界を堪能することができました。ジョバンニと一緒に、北の十字架の宇宙ステーションから出発して、途中、カンパネルラと同乗しながら、短い時間でしたが、南半球の南の十字架を通って、銀河の旅をすることができました。リンドウの原も通りました。本当に、美しい映像でした。三角標のイメージもしっかり見ることができました。サソリの火は美しかった。
『むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎がいて小さな虫やなんか殺してたべて生きていました。するとある日いたちに見つかって食べられそうになりました。さそりは一生懸命逃げましたが、とうとういたちに押えられそうになりましたが、いきなり前に井戸があってその中に落ちてしまいました。もうどうしてもあがられないでさそりは溺れはじめました。そのときさそりはこう言ってお祈りをしました。
「ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、そしてその私が今度いたちにとられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。それでもとうとうこんなになってしまった。ああなんにもあてにならない。どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちにくれてやらなかったろう。そしたらいたちも一日生きのびたろうに。どうか神さま。私の心をごらん下さい。こんなにむなしく命をすてずどうかこの次にはまことのみんなの幸（さいわい）のために私のからだをおつかい下さい。」そしたらいつか蝎は自分のからだがまっ赤なうつくしい火になって燃えてよるのやみを照らしているのを見ました。』
おいらは次の作品中の文章が好きです。
『「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸（さいわい）のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。
「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。
「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。』
本当の幸いって何なのでしょう。今日は、心が現れるような疑似体験をすることができました。
この作品の音楽は、ますむらひろしの作品をもとにした映画「銀河鉄道の夜」と同じ、加賀谷玲さんによるものです。番組中では、「One Night」と「星めぐりの歌」が同じく使われていました。
次に、このプラネタリウム作品の予告編と、２曲をアップしておきます。
Fantasy Railroad in the Stars
【銀河鉄道の夜 】 星めぐりの歌
銀河鉄道の夜 主題歌
サイエンスドーム八王子 平成２０年１０月１１日～平成２１年１月１８日
休館日あり、冬休み期間中は無休