トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

日記風に

2008-10-17 19:58:42 | 日記
 今日は、いつものように歩いて手話サークルに行きました。足のしびれには慣れてしまったようで、とにかく歩いて行きました。秋の日差しの中を歩くのにもそれなりに暑さを感じました。

 サークルで、手話まつりに販売するクッキー作りの募集がありました。おいらは、今年で3年目のお手伝いをします。1回目の時に、仲間から毎年手伝ってねということで、エプロンをもらいました。洗濯済みのエプロンを取り出して、月末に甘い香りの中、クッキーを作ります。今年は、バターや小麦粉などの原料が値上がりしていますね。いくらで売るのでしょう?もしかしたら、当日の販売も担当します。近くの方は、参加して下さいね。

 今日のサークルの学習は、輪になって「私の健康法」「最近気になっていること」「私のお勧めスポット」等の好きなテーマでみんなに発言して、左隣の人が手話で内容を表現するというものです。簡単な手話通訳の練習ですね。話が終わるたびに、質問があったりして、結構楽しく過ごせました。ろう者の人に話がうまく伝わるかという事の他に、話の内容で盛り上がっていました。

 サークル終了後は、時間のある会員は近くのファミレスでお茶します。なるべく手話を使う機会を増やすことも、交流の目的です。又、甘いものを注文してしましました。

 5時になると、夏と違って夜を感じるようになりました。公園のそばを通って帰りましたが、空気の中に木々の香りが混じっています。秋は、メランコリックの季節です。自分が何で生きているのだろうかなどと考えてしまいます。ある人が、平和とは戦争をしていないことだと言っていましたが、同じように表現するなら、死なないから生きている、あるいは死にたくないから生きているということになりそうです。歩いているうちに段々と暗くなっていきます。とりとめのないことを考えながら歩いて行きます。

 高齢者相手に催眠商法を行う会場の前を通りました。もう、だましの時間は終ったらしく、部屋の中を社員が片付けていました。今回は、長い期間やっているようですが、高齢者に最終的に高額商品を売れば、次の巡業先に移っていきます。
 最近は、「還元水素水」などという、インチキくさいものが社会にはびこっているようです。日本は「水ビジネス」が盛んですね。アルカリイオン水・クラスター水・磁気処理水・還元水・πウォーターなど怪しそうな物のオンパレードの連続です。大方は疑似科学そのものです。古くからある「御神水」は、信仰上のものですが、そうした歴史もこのインチキ商売に影響しているのでしょうね。※新興宗教の「御神水」は、大いに怪しいです。宗教ビジネスとでも言うのでしょうね。
 透析からの帰還などと宣伝している業者もあるようです。壊れた腎臓は非可逆性なのに、死んだ糸球体が「還元水素水」で生き返るなどということはあり得ない訳です。催眠商法と同じように、疑似科学の「水ビジネス」のはびこる世の中は異常としか言いようがありません。それに加えて、マルチ商法を擁護していた政治家が、与野党共にいたことを考えると、嫌になってしまいます。

 家の近くになるにつれ、ますます暗くなっていきます。暗いの連想で、知り合いのろう者の話を思い出していました。彼、旅行が好きで、信州の善光寺の胎臓巡りの話をしてくれたことがあります。暗闇の中を手さぐりで鍵にさわると幸せになるとか。彼、中で携帯電話の明かりですっかり見てしまったそうです。いけませんね。信仰は大事にしなくては。

 家についたら、疲れがどっと出ました。もう、いい加減に睡眠不足を直さなくてはいけません。

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2 コメント

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平和を感じる秋ですね、でも (まろん)
2008-10-17 22:51:34
「高齢者相手に催眠商法」以前、私の知り合いの、お婆ちゃんも騙されました。
36万円のアガリスク茸です。

と~ても、お気の毒でした。
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ひどいですね (トッペイ)
2008-10-17 23:10:25
 まろんさんの知り合いのおばあさんも年金を使って買ってしまわれたんでしょうね。
 お年寄りを騙すのは最低です。昔のように、地域のコミュニティがしっかりしていればいいのですが。
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