A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

グリップヒーター全開!

2009-12-22 20:17:32 | ライディング
 今朝は寒かった。
 そもそもそんな予感がしていたので、ゴア・ウィンドブレーカージーンズの下にインナータイツ、上はサンステートフリースの防寒インナーに革ジャンと冬装備を調えてオートバイにまたがった。

 こんな日はタイヤの温度も上がりにくく、グリップ力は弱い(=スリップしやすく危険だ)。オートバイを過度に傾けることなく湾岸線に出る。
 オートバイの気温センサーは摂氏4度。湾岸線のとある気温計の表示も同じだったのでこの気温に間違いはないようだ。とにかく寒い。鹿革のウィンターグローブも指先がじんじん痺れてくる。

 いままで最強にすることのなかったグリップヒーターの設定を今朝に限ってはためらうことなく最強にする。3つのLEDが全て明るい赤に輝き、じんわりと両手が温かくなってくる。
 グリップヒーターの設定は最強から5段階に可変できるのだが、ひとつ下の4と5の差が大きいような気がする。思っていたより最強モードは暖かい。
 冬のライダーは缶コーヒーで暖を取ることも多いが、両手に買ったばかりの缶コーヒーを握りしめているような気がする。おまけにこのグリップヒーターは、缶コーヒーのように冷めることはない。スイッチを切るまでは暖かいのだ。

 話は違うが、ハンドルカバーというオプションがオートバイにはある。素手でハンドルを握っても十分に暖かい優れた備品ではあるのだが、いかんせん格好悪い。僕なんかはハンドルカバーをするくらいなら、寒さを我慢する方がましだ……なんて考えている。
 そんな僕であるからグリップヒーターは一度使ったら手放せない。例え別のオートバイに乗ることになっても、迷わずグリップヒーターはつけようと思う。

 通勤時間、約30分。会社に着いた頃には、気温が2度ほど上がり、オートバイの気温センサーは摂氏6度を差していた。

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