A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

ウェイトコントロール

2007-09-09 09:59:46 | つれづれ
 今年の5月末、ヘルスメーターに乗って「これはマズイ!」とさすがに思った。この調子で増加し続けたら、いづれ3桁の大台に乗ることも不思議ではない。今までは現実味がなかったが、このペースでは笑っている訳にも行かない。

 こう考えて今年の6月からウェイトコントロールを始めた。健康になること、体調を悪化させずにオートバイに乗り続けられる体調を維持することが目的だから、辛いダイエットはしない、続けられない運動もしない、という穏やかな作戦である。

 朝食、昼食は基本的に変えずに、夕食を野菜スープ(というより野菜の煮付け)と、豆腐、納豆程度のものに変えるだけのものだ。要は野菜を多くとり、脂肪に蓄積されやすい夕食のカロリーを押さえるというもの。これを約3ヶ月続けている。土曜と日曜は規制を緩くしたり、夏休みを作ったりして、無理せず継続できるようなやり方が功を奏したのか、「ヤバイ!」という時点の最大数値から、今朝の最小数値~夜は夕食後、朝は起床後(朝食前)に計るから厳密に言えば条件が違うのだが~この最大・最小の差は、11.2kgに達した。
 乱暴な計算だが、1ヶ月に3.7kgの減少傾向にあるといえる。いまのところ成功していると行っても差し支えないだろう。

 しかし最近、ちょっとダレ気味になって、つい夕食に普通食を食べてしまったり、朝食を過食してりしてしまっている。今日だって娘の作ったクリームシチューにごませんべい、赤ワインという食事をしてしまった。

 それでも、カミさんに「ジーンズの腰がこんなに緩くなった」といって握り拳を差し込んで見せたり、「ベルトの穴が足りない」といって殊更に嘆いて見せたりするのは、(自分でも大人げないと思うが)楽しい。

 標準体重程度までウェイトが落ちたら「何でも好きなもの買ってやる」と言わせているので、「外国製の新しいオートバイかわせてやる!」と言ってウェイトコントロールの励みにしている。

 ウェイトコントロールは自分との戦いだ。そしてとても正直な戦いだ。きちんと行えばストレートに数字に反映され、自分に甘くなればそれなりの結果が帰ってくる。
 僕は役者でもボクサーでもない。仕事上の制約を受けることもない。外的要因がないというのは素晴らしいことでもあり、また自分自身の力だけでコントロールを続けなければならいということになり、逆に難しいということでもある。

 「孤独な戦い」ってなんかいいじゃないか。自由だけど孤独。オートバイ乗りの信条にも合っている。
 成功も失敗も常に自分自身の責任として引き受け、僕はまたこの戦いを続けていこうと思う。

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