A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

納車

2007-09-19 22:41:14 | つれづれ
 9/16(日)。待ちに待った納車日である。とはいえ、普段通りに朝食を取り、引き渡す車の中から必要なものを取り出してディーラーに向かう。最寄りの場所までちょっと早めについたのだが、時間前に行くのが気恥ずかしいので、手前の角に車を止めて自動販売機でコーヒーブレーク。11:00ちょうどにディーラーにつく。
 保険の支払いを済ませ、引渡時の説明確認事項に自署名をし、いよいよ実車での説明になる。
「炎天下に停めますとハンドルもシートも熱くなりますから」とにこやかに所長さんが笑い、営業マンと共に屋根のあるエリアに向かう。
 限定特別色・マーブルホワイトをまとったスポーツセダンが停まっている。
 その車の心臓部は唯一無二のロータリーエンジン。そう、僕はロータリーエンジンが搭載された世界でただひとつの量産車、RX-8を次のパートナーに選んだのである。

 ロータリーエンジンは通常のレシプロエンジンのようなピストンの往復運動を伴わない。おむすび型のローターがハウジングの中を回転しながら、吸気~圧縮~爆発~排気の4工程を繰り返してゆく。構造上、往復運動を伴わないため振動が発生しにくいエンジン。どこまでもストレスなく回る高回転型エンジン。これが「このエンジンを積んだ車に乗ってみたい」と僕に思わせたのだった。

 また、マツダのホームページの( http://www.rx-8.mazda.co.jp/ )「RX-8とは」という動画が泣かせる。まるで『プロジェクトX』のようだ。(あえて詳しくは触れないのでご覧あれ)
 また、世界で初めてのロータリーエンジン搭載の量産車~コスモ・スポーツって、『帰ってきたウルトラマン』のMAT(怪獣攻撃隊)が使っていた車なんだよな~。子供の頃、ミニカー買ってもらったよ。僕のRX-8のカタログに載っているんだよな。

 ロータリーエンジンという魅力、子供の頃の憧れ、大人のロマン、これに加えて、大人4人が乗れる実用性。このあたりがこの車を選んだ決めてだったかな。他にもほしい車があったんだけど、オレが気に入るのって2シータ(二人乗り)ばっかりなんだよな。同じマツダの「ロードスター・パワーリトラクタブル ハードトップ」(モーターで折りたたみができる屋根付きオープンカー)とか、往年の名車・フェアレディZとか。

 それはともかく、納車早々家族を乗せて、海ほたるまでドライブをしてきた。俊敏に走るボディ、滑らかに回るエンジン。加速感はあまり感じないが、知らないうちにスピードが出ている……というタイプの運転フィーリングだ。
 他にもまだ魅力は多い。バックがブルーでアンバーレッドに光るメーターイルミネーションとか、サンバイザーの裏側にコンパクトに収まったETCシステムとか、まだ全く使いこなせていないHDDナビとか。

 ああ。こんな事書いてたら、また乗りたくなってきたよ。
 しょうがない、なんか理由を付けて街を一回りしてこよう。
 晴れた日はオートバイ。雨の日や家族との移動、あるいは荷物を積んだ長距離移動にはRX-8。
 僕のモーターライフに、また魅力的な選択肢が加わった。

 ただひとつ願う。「これ以上ガソリン代が、高くなりませんように!」 (^^;

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。