A Rider's Viewpoint

とあるライダーのものの見方

ブラシを二つ買う

2007-06-25 21:03:55 | つれづれ
 今月、自分の体にいい物を二つ買った。
 まずひとつは、電動歯ブラシだ。
 じつは件の歯医者に行った際、電動歯ブラシを買って磨き残しを少なくすることを勧められた。「電動なら本当は30分くらいは磨いてほしいところを10分で済みますよ」というのがその理由だ。歯磨き愛好家(そんなのがいるのか?)でもないのに、毎日30分も歯磨きなんかできないよ。……ということで、試しにスーパーで単三乾電池を入れて使う安物(……二千円くらい)のものを買って試した。

 意気揚々と歯医者に行くと「磨き残しが増えている」とのこと。どうやら安物の歯ブラシで短時間しか磨かなかったから、手で丁寧に磨いていたときより効果が下がったようだ。
 そこで歯医者が勧めたのは「音波歯ブラシ」だ。難しいことは僕もわからないが、要は振動数が違うとのこと。細かく速く振動するブラシが汚れを落とすとのこと。
 インターネットで何種類かの商品を比較して近所の家電量販店に出かけてみたら、なるほど
価格も安物が5~6本は買えそうなものだ。(^^;

 たかが歯ブラシごときに「万」の金をかけていいものか、実は正直なところ迷った。本当に迷った。しかしまあ「物」を買うのではなく「健康」というものに対価を払うのだ、と自分を納得させるのだった。カミさんが目を丸くしていう。「あんたこんなにお金かけるんだから、三日坊主は許さないよ」と。もっともだ。僕自身お金をかけた分は取り戻さなければ、と思う。これから毎日、意地でも歯を磨いてやる! と、変な決意をするのだった。

 もう一つ買った物は、馬毛のボディブラシである。
 これもまた毛がナイロン製の安物を持っていたのだが、このブラシ、毛が柔らかくて背中をこすっていてももどかしい。要は背中のかゆみがちゃんととれないのだな。おまけに購入数年目にして毛が抜け始めた。もういい加減にちゃんとしたブラシが欲しかったのだ。
 インターネットで調べて、出かけていった両国のお店。土曜日とのことでシャッターが半分降りてはいたが、引き戸を開けて呼び鈴を押すと、中からおばさんが出てきてくれた。

 背中を洗う、ちょっと長目の柄のついたボディブラシが欲しいというと、念のため三種類の長さの柄がついたブラシを選んでくれた。手にとって背中に回してみて、やはり一番長目の、30cmくらいの柄のついたブラシにする。定価4千円。初めて買うのだというと説明書きを1枚つけてくれた。心臓から遠い箇所から体の中心に向けてこするとか、背中の真ん中をこすると風邪やぜんそくの予防になるとか、乾かすときはぶら下げるか毛を下にして置いておくようにいわれる。へぇー、ブラシの正しい置き方なんて知らなかったよ。

 商品を受け取って、懐に入れたままCBを運転して家に帰る。早速風呂場に行き、シャワーで汗を流しがてらブラシを使ってみる。
 思ったより固くてしっかりとした感触だ。最初は痛いかと思ったがそうでもない。また毛が短くみっしりと植えてあるので毛を下にして乾かしたとしても毛がへたるような気はしない。
 これはなかなか満足度の高い買い物をしたかな?

 思えば自分の体のメンテナンスをする物なのだから、多少高くとも使い勝手がよく人間の体を大切にしてくれる道具の方がいい。
 自分の体に使う物なのだから、安物買いは銭を失うだけではなく、体調にも影響するんだろうな。まあ、これがもっともらしい言い訳なんだけどね。

 次は、サクッと足の爪も切れるという鋼の爪切りが欲しいな。 ← 懲りてないな、俺。(^^;

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