路隘庵日剰

中年や暮れ方近くの後方凡走

降り続く昭和の秋の時雨かな

2005年10月30日 | Weblog

 雨。しとしと。秋雨は寂しい。

 夜BSでまた寅さんを観てしまう。
 昭和50年、葛飾立志篇。
 カンペキにオンタイム、同時代、なのである。なのであるけど、やっぱりひどく昔の思いが。サッシじゃないガラス窓とか、赤い公衆電話とか。マドンナ(樫山文枝)がとら屋に、‘下宿’するとか。
 冒頭に、桜田淳子が出てくる。ああお懐かしや。
 今見ると結構かわいいな。でも完全にあの時代の顔だな。そんなものがあるのか、と言われればよくわからないけれど、あるような気がする。今どんな顔になっているのか。相変わらず宗教活動してんのかな。
 昭和50年って、つい最近のような気もするけれど、もう30年かよ。はるばると来つるものかは、だぜマッタク。

 雨も夕方にはあがる。
 明日は晴れるか。