羽曳野市にあるキンワフードのさいぼし。
さいぼしとは馬肉の燻製で、河内のソウルフードと呼ばれている。
かすうどんとともに、ここ十数年認知されだした。
居酒屋チェーンの串カツ田中でも、メニューの中に入っている。
さいぼしと言っても店によって微妙に違っているようで、この店のは薄くスライスしたものだ。
厚めにスライスしたタイプも店によってはある。
さて味はというと、そもそも馬肉自体食べる機会が少ないので、馬肉がどんな味かはっきりわからないのだが、
このさいぼしというのは確かに、牛肉でもない豚肉でもない味だ。
しかし何とも言えない旨みがある。
肉本来のコクのある味に、燻製の香りが加わり、力強い味。
油も多く、油の風味がさらにコクのある味に影響しているのだろう。
通販だと注文してから作るらしく、１週間ほど待たなければならず、食べたいときにすぐに食べられないのが難点。
イオン示野で購入。いつもの酒魂だが、ひやおろしバージョンだ。
味の方向性は似ている。やや発泡、いや極微発泡というくらいか。
菊姫や天狗舞を飲んだ後だと、あっさりしすぎてしまう。同じ石川でなぜここまで個性が違うのか。
天狗舞や菊姫は燻製系に合う。手取川はダシ系に合う。
注ぐ。やや濁った感。濃い茶色。
焦げ感を感じる手前でまろやかになる。
焦げすぎてないのがいい。
裏は派手なイラスト。
注ぐ。濁りだ。そしてベースは白ビールらしいやや薄い小麦色。
香りも白ビールっぽい。
飲む。
これはかつて、キリン直営のビールレストランで飲むビールのようだ。香り高く、清々しさを強調しているが、まろやかで柔らかい。
そうしてみると、白ビールっぽくはない。
ホップの青さが利いた鞠花などのビールに連なる味だ。
イオン白山で購入。
よくみる季節商品だ。
と思ったら、
いつもはエクストラモルトという。
これは、エクストラドラフトだ。
デザインは、ベースが赤色でサッポロらしい星が見え、黒ラベルの派生らしい黒字の金星。
で、よくみるとエクストラドラフトだ。
どこが違うのか？
飲む。いつものエクストラモルトと変わらない気がする。
いつも通り、黒ラベルより麦芽の膨らみ感が豊富。
黒ラベルはキリッとしているのだが、これは麦芽の甘味、膨らみが豊富で、ふっくら香ばしい。
20220920追記。
鮭のそぼろ(瓶に入ったもの)と、これが合う。 麦芽の香ばしさと鮭の風味が意外と合うのだ。
