すごく山吹色。
香りは熟成香のような濃厚な香り。
カラメル風。酸味があるように予想したが、あまり感じられない。
食事と合わせるのがいい。
ほうぼうの刺身と合わせると、野趣溢れる、田舎くさい(いい意味で)、ワイルドな雰囲気。臭みが逆にいい点となる。何か普段の酒とつまみというものではなく、力強い食べ物と酒を味わってる気分になる
豚のモツ煮込みと合わせると、臭みは消え、カラメル風味が残る。
もみいかとも合う。こういった濃い味の食べ物と合う。
20220904追記。
ワカサギの天ぷら(といっても、どちらかというとフライ)と合わせると、これが意外にも合う。魚は川魚だけに、苦味はあるだろうが、クセがないと思われる。しかし、合わせると、酒の方のクセが解消される。酒単独だと個性的だ。しかし、合わせる食べ物にいちいち負ける。というか引き立てる。ある意味すごい酒だ。
20220910追記。
確かに個性のある酒だ。それは単独でのことだ。今回は天然ブリの刺身やサンマの刺身と合わせる。すると、酒のクセが打ち消され、酒が飲みやすい。ブリと合わせると、酸味が現れる。生酛が酸味豊富とうたっているのが実感できる。カラメル的な熟成味に隠れていた酸味が引き立てられるのだ。
菊姫加陽菊酒も同系統と思われたが、食事と合わせると全く違った個性だ。
20220916追記。
オクラと合わせる。酒の味に関しては、まずカラメル風の味が始めにあり、中間は特に個性の味はなく中效範から酸味が立ち上がってくる。これが生酛の酸なのだろうか。合わせないとやはり中間にカラメル風味が続いている。
ワカサギの南蛮漬けと合わせると、酸自体は南蛮漬けに負ける気がし、カラメル風味は少し違った風味に変化する。美味しいのかというとそうではなく、新しい味。
20220918追記。
さいぼしと合わせる。飲み口からカラメル感が消え酸味だけが感じられる。一瞬吟醸酒かと錯覚する。しかし途中からカラメル感が出て来て、さいぼしの油と合わさって、クッキーのような洋菓子を食べてるような、これまた錯覚を覚える。