かほく市の酒のこんちきたいで購入。
今年も鶴乃里の発売を迎えた。
昨年は青色のラベルなので今年は赤色だ(青→赤→黒と続く)。
実は2月に発売した新酒バージョンはこれの新酒版なのだろう。8ヶ月寝かされてどのように味が変化しているか。
といいながら2月の新酒バージョンの味を覚えていない、、
注ぐと緑がかった色合い。
香りは日本酒っぽく、しかし旨味の感じられる香り。カラメル香など、熟成を予感させる香りはない。
飲む。
意外とフルーティーで、同時にデンプンの甘みが出てくる。その後苦味が出て来て、スクエアなドライなしっかりした苦味(角張っている)の余韻が続く。
カラメル化する前の感じ。
濃いのは濃い。
カラメル前風味、そして重厚さ、渋みのある苦味が関与して、途中、灰っぽい風味に感じる。
飲めば飲むほど、渋み寄りの苦味が印象的になる。
お店の方も、今回はパンチがあるとのこと。確かにパワフルでパンチがある。
開封して経時変化がどうなるのか?気になる酒だ。
フルーティーを極めた現代的な酒と違って、ある種極めていると思うが、重厚な酒となっている。
20231030追記。
リスカ株式会社の「うまい輪めんたい味」にとてもマッチする。
20231104追記。
鶏肝煮に合わせる。濃い味なので鶏肝の濃厚な味に合うと思いきや、意外に、肝の生臭さが強調され、あまりマッチしているとは言いがたい。