20240525新潟に行った際、原信土橋店で購入。
げんげのことだ。319円。
げんぎょ→幻魚→げんげ。
これは、燻製にしていないのだろうから、あっさりしているかもしれないと予想する。
やはり燻製の風味はなく、自然な味。
(怖い顔を除いた)ボディの見た目もそうだが、シシャモ系の味がする。
ただ、苦味の部分がないので、そういう意味ではあっさりした味。
それでいて、味は意外にも凝縮されていて、噛むほどに味わいが広がる。
胴体は見た目、干からびて、薄くなっているが、味はしっかりとある。
油は多いような気がする。コラーゲン感はほとんど感じられない。
苦味がないので、シシャモや片口イワシの干物のような感じではない。
油っぽさはあるが、淡白だ。
頭も、通常なら一番苦い部分だが、それでさえまろやかな苦味だ。
一応胴体と比べて苦味はあるにはある。しかし何の支障もない。
これなら、同じ上越の雪中梅と合わせても、互いに打ち消し合うことがない。
また、同じ上越の越路乃紅梅と合わせると、酒が比較的濃くて、フルーティーさがありそのため辛みもあるため、酒のフルーティー感が目立つ。
一方、北陸つながりの、福井県の鬼作佐と合わせると、これはこれで違った味わい。
お互いの味が爆発する感じ。それぞれの味が四方八方にはじき出す。
組み合わせというのは全く予想できないものだ。その時その時を楽しむしかない。