ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

本洲一無濾過純米吟醸

2014-06-30 20:00:43 | 日本酒

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これが欲しかったのだ。純米酒であれだけ旨いのなら、純米吟醸だったらどこまで旨いのか?

なかなか置いている店がなくて直接蔵元のネット通販で買うしかないかと思っていたが、意外と近所のフレスタ宇品に四合瓶ではあるが大量に並んでいた。

口に含むと確かにフルーティーさが純米酒より強い。そして、やや低めの甘さが感じられる。上品な吟醸ではない感じがするが、重厚感のある吟醸に感じた。

雪雀純米吟醸中汲みと比べると、本洲一はいろんな意味で濃厚でパンチがある。雪雀は一緒に飲むと丸め込まれてしまいそうなやさしい味わいだ。そして甘い。本洲一はフルーティでありながら荒々しく、フルーティさのほかに辛さ、刺激感など組み合わさって、それが却ってフルーティーさと感じさせるのかもしれない。

本洲一の純米酒、純米吟醸、いずれもうまい。しかし、今のところ純米酒としておこう。値段ははっきり言って大した差ではない。だったら純米吟醸でいいかと思うのだが、値段では変えられない良さがある。かもしれない。

純米吟醸はこの4月から酵母を改め、広島のもみじ酵母を使用したものに変わったらしい。今回の純米吟醸は変わる前のものだ。いずれ新しい酵母のものが市場に出てくるだろう。はたしてそれはどんな味なのだろうか。


本洲一 吟醸酒

2014-06-29 00:42:39 | 日本酒

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酒商山田の幟町店で購入。純米吟醸と思って、つい買い、家に帰ってみると純米ではなかった。吟醸香は強くなったと思うが、同時に日本酒っぽさが出てきたようだ。結果的には薄く感じる。純米酒ほどの感動を得られない。

イメージとしては純米酒をアルコールで薄めるため、濃潤かつ刺激感が薄れてしまっているようで、えぐみというのだろうか渋みのようなものが後に残る。

醸造用アルコールを加えるのは、アルコール度数や味を調えるためにそうするのだろう、つまり飲みやすくしようという意図からそうするのであって、よほど悪いことを考える会社でない限り、少しでも利益を絞り出そうと考えてするわけではないのだろうけれども。意図するしないは別として、本州一に関しては米だけ、純米酒が飛び抜けて旨い。

ゆでダコのぶつ切りと一緒だと、日本酒っぽさがより強くなり、アジの酢漬けと一緒だと渋味が強調される。しかし、生のワカメと一緒だと渋味が丸められ香りよく滑らかな味となる。吟醸香も若干丸められる気がしないではない。酢と一緒だと、吟醸香が酢に負けて、吟醸らしさが失われてしまうのかもしれない。


カイザードム ケラービア

2014-06-28 22:12:09 | ビール

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広島のやまや、白島店で購入。

やまやでよく見るブルワーで、今までピルスナー、ヴァイツェン、ピルスナーの度数強めのエクスポルトしか見たことがなかったが、新しいデザインのものがあり、よく見るとケラービア、アンフィルタードとあり、無濾過の、何となく酵母がそのまま入った、濁りのあるビールをイメージした。

飲んでみて、風味はカイザードムのピルスナー同様で、熟成感と言うのかまったり感は増えている。とげとげしさはない。

つまり、酵母が生きていて、フレッシュなみずみずしいビールをイメージしたわけだが、酵母を生かしたまま長期熟成させ、まったりと落ち着かせ、古いような味わいを出すようにする方向性だ。

20210306追記

色が茶褐色だ。

味は、というと酸味が強い印象。


雪雀 中汲み純米吟醸 生貯蔵

2014-06-25 20:03:27 | 日本酒

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限定とある。製造は26年6月とあるので、売れ残りではなさそうだ。
香りはフルーティーだ。
味もフルーティーでみずみずしい。後味に僅かな苦味がある。後に日本酒っぽさが残らないし、これはいいかもしれない。
雪雀にあまりいい印象はなかったが、これはいける。しかし限定と言うのがマイナス。限定といっても1年のうちのこの時期限定と言うことだとは思うが。


赤霧島

2014-06-22 16:55:30 | ビール以外

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黒霧島が巷では評判になっている中、最近、赤霧島というのが発売された。なかなか置いている店がない。

ところが、松山のフレッシュバリューで(もしかして物産展的なものをやっていたのか?)そこそこ大量に置いてあった。まだ認知度がないのか、愛媛が焼酎になじみがないためか、余裕で買えた。

そこまで癖のある香りではない。というか普通。刺激感はないし、薬品臭さもない。
飲むと、甘さとギザギザ感を感じる。後味はお馴染みのさつまいもっぽい甘さが盛り上がる。