ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

ブリュードッグ「ディス・イズ・ラガー」

2015-09-29 19:46:11 | ビール

何とも自信に満ちた名前だ。

色はいたって一般的なラガーだ。香りも、クラフトっぽい香りで、一番搾りなんかに近く、ややフルーティーさが強いような印象。

飲む。口に入ってくると刺激がある。全体的な味、ベースの味は日本でよくある地ビールのピルスナー的だが、やはりホップの辛味は強めだ。その印象が強く、中盤以降、飲み込んだ後の余韻はやや麦芽の味、つまりモルティであり、初めの辛味がインパクトありすぎてそれが平行して後味となる。

ホップの辛味が大きな特徴と言える。

ある意味個性的だが、一般的なラガーより、刺激を求めるならこれは適している。

330mlで388円(×8%)。気軽には飲めない。


ブリュードッグ「デッド・ポニー・ペールエール」

2015-09-28 19:34:51 | ビール

津田酒店で購入。

どういう命名か?「Dead Pony Pale Ale」 製作者がパンキッシュなのだろう。

色はサントリーのクラフトセレクト「スペシャルビター」を比較対照としてみるが、色調は同じ濃い褐色で、やや濁っているのが特徴。この濁りは酵母由来ではなく、ホップをふんだんに使った結果として不溶性の成分が凝集したのではないかと想像する。香りは強くない。

飲むと、味はホップの強烈な風味。昔の味覚だったなら、なんだこの醤油味はと感じたかもしれない、しかし今の味覚ではフルーツを感じる。宣伝ではグレープフルーツのような風味がこのブルワリーの特徴だと言う。確かにグレープフルーツだ。

初めの香りはグレープフルーツっぽく、中盤以降は乾いた(しかし辛口ドライではない)苦味濃さがやってくる。さっぱりグビグビ飲むと刺激的でうまいかもしれない。勿論金に糸目をつけなければの話。特価で330mlで298円。

不思議なことに、このあとキリン一番搾りを飲むと、逆に一番搾りがフルーティーに感じる。ブリュードッグの中音のフルーティーさではなく、高音のフルーティーさだ。


サントリー ザ・モルツ

2015-09-27 20:42:31 | ビール

サントリーの新製品。

モルツとどう違うのか?

まず初めに、どのメーカーでもそうだが、銘柄に「ザ」がつくと長続きしない。個人的には、ブログに投稿する際、ザがつくと打ちにくい。結局、ブログに打ちにくいということは、波及効果が減弱すると言うことではないか?さてモルツとの違いだが、傾向的にはサントリーらしさのある、滑らかなきれいなビールだ。但し刺激を求める、ある程度の苦味とスパイシーさを求めるとそれは叶わない。今の味覚だからそう感じるのかもしれないが、まったりし過ぎていて、刺激が足りない。モルツとの違いは、刺激がない、単調な味とも言える。さて長続きするだろうか?


サントリー「知多」

2015-09-26 23:37:56 | ウィスキー

サントリーのウィスキー。

山崎、白州に続く3番目の銘柄。と言っても間に「北杜」というのがあったが。

同じ瓶の形式では3番目か?

先の2つのモルトとは異なり、こちらはグレーンウィスキーだ。イメージとしてはバーボンか。バーボンはちょっと苦手だが、試してみる。まず、封は山崎、白州と違い、金属の封ではなく、ビニールなのでちょっと高級感がない。値段はまあまあで3780円だった。前2種のノンエイジと同じノンエイジだ。そのうち12年が発売されるだろう。ところでここのところノンエイジの山崎、白州は売られている(但し高い)が、12年ものは見かけない。ウィスキー人気があり、品切じょうたいのようだ。ただ、白州に関してはやっと12年を見かけるようになった。さて、知多の味だが、ウィスキーに詳しくない者が評価するのもおこがましいのだが、グレーンだからか、香ばしさがある。その香ばしさと言うのは、スナック、ジャイアントコーンのような香ばしさだ。バーボンを想像した当初とは異なり、バーボンのバナナやパイナップル的な果実味がなく、重厚感はないが、さっくりした香ばしさが特徴的だ。