はじめ、アイスラガーということで氷を入れて飲むビールかと思った。そのためにアルコールを濃い目に７％ということになっているのだと。ところが買って帰って、どこを見ても氷を入れるなんて書いていない。つまり氷点熟成製法ということらしい。
飲んでみるとアルコールが高いせいか発泡酒が出た初期の頃のグルタミン臭というのか平べったさが強く出ている。コクや、苦味、渋みはほとんどない。アルコールが高いので、すぐに酔いは回る。ガンガンに冷やして、暑いところから帰ってきたときに一気に飲むというのがいいかもしれない。
リッチモルト&ディップホップとある。
凝縮したホップの香り、醤油に近い。しかしそれが新鮮なホップの味だろう。上品な渋味は豊富に感じる。飲み込んだあとは膨らみのある麦芽の味わいが残る。
発泡酒、昔の発泡酒が登場したときの味。ドラフトワンやドラフティ、ホップスのような。さらにそれを薄くした感じ。麦芽の香ばしさは感じるが、苦味は全くない。そんなところで全体としては、意外にも柑橘系のさっぱりした味わいという印象が残る。昔の発泡酒の弱点を逆手にとった。
一日早くセブンイレブンに売っていた。
飲んだ感じでは、スターチの香ばしさが多く感じられる。全体的な印象では、まだビールをこんなに飲まなかった学生時代のときに感じた味だ。つまり20年前のビールの味を思い出す。サッポロらしくクリーミーさを想起させる味で、ちょっと残念なのは麦芽の風味が悪く出たのかアルコール臭を連想させそうな印象もある。後味は特徴あるホップの香りが残る。
飲み口が世界最大だそうで、一気に飲めて刺激的らしい。確かに口が大きいので抵抗が少なく飲める。味は、一番最初に麦とコーンスターチの香ばしさが楽しめる。続くのはややアルコール臭。それを感じさせないようにうまく飲むと、まあまあ香ばしさを主体とした味を楽しめる。あまり冷やしてなかったせいか刺激感はすくなかった。
口はこんな感じ
