この缶の色と、プレミアムという名前から、サントリーのプレモルの派生をイメージしてしまうが、
よく見るとサッポロエビスだ。そして何気にエールタイプである。
注ぐと濃い茶色で、濃色系のエールであることがわかる。
香りは、香ばしさに加えて酸味のあるそれでいて甘味のある香り。果たして味のほうは甘いのか？酸味があるのか？地ビール（クラフトビール）らしい風味が感じられる。
飲む。うまい。色から想像される焦げっぽさはほぼない。ローストされた麦芽の風味を強調するエールではなく、華やかさを意識したエールだろうか。飲み進めると後味に焦げ感が感じなくはない。
華やかさを期待させつつ、どこかしら焦げっぽさを感じさせ高音感はそれほど感じさせず、落ち着いた風味だ。
ノーマルより二音ほど高音寄りで濃さは同じくらい。、渋味は抑えられている。
渋味がない分ノーマルエビスより飲みやすいかもしれない。ベースにエビスがあり方向性が別方向だ。これぞバージョン違いと言える。
いやこれはノーマルと飲み比べてみたい。
マルヨシセンターで購入。
缶はどこかクリスマスをイメージさせる。
色はデュンケルらしく濃い。黒ビールに近い。褐色で濁りだ。
香りはカラメル風で甘い。
飲むと、クリーミーさがうまく焦げ臭さや苦みをカバーしている。
これはいいかもしれない。
強すぎない。デュンケルヴァイツェンの悪いイメージが除かれ、いい面がしっとりとまとまっている。
イオン松山で購入。
ラガータイプ。
アメリカのビールではあるがハワイの醸造所だ。
暑い国のビールとイメージすると苦味やコクの少ない薄いビールを連想する。
甘い香りがする。
味はウェッティーで落ち着いた味。日本のビールのように味覚が多いわけではなく、ドイツビールのように麦芽とホップの風味で勝負している。
飲むほどにスパイシーな風味が目立ってくる。
薄くはなかった。濃厚すぎず、味も複雑ではないので、暑い国の薄い、ともすればレモンジュース的なものとは違う、飲みやすいビールではないだろうか。
ジューシーなビター。
「3種のホップを使用し、さらに、グレープフルーツとオレンジの果皮を浸潰させたジューシーな苦み、鮮烈な柑橘系の香りを楽しめます。」
原料を見るとホップ、グレープフルーツピール、オレンジピールとある。
注ぐと一瞬色が薄いと思ったが、通常のピルスナー系と変わらない。
香りは確に柑橘系だ。
飲むと、ラムネ菓子のような甘くて、それでいて濃厚な、しかし粘度はないフルーツ感。
本当にラムネ菓子のような甘味が基本にあり、心地よい。
後味はさすがに各ピールからくる渋み寄りの苦みがある。
ビールっぽさはないが、何かクセになりそうなトータルの味。
「ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビアスタイル。希少なホップをバランス良くあわせた暑い夏にぴったりのほのかな柑橘香と、爽快な後口をお楽しみください。」
缶の色は黄緑色で、ケルシュのイメージに合う。
香りはケルシュらしい、ウェハース的な香ばしさに酸味が加わった感じ。
飲むと、醤油っぽいホップの風味と、後味にはグレープフルーツ的な苦み。
ウェハース的な香ばしい味ではない。
イメージするケルシュとは違う路線のようだ。
缶の色のイメージのケルシュっぽさというより、グレープフルーツっぽさ。
