金沢の酒のぬまたで購入。
珍しいかと思ったが、後でスーパーでも普通に売っていた。
山廃や生酛を売りにしている天狗舞だが、
純米大吟醸で生酒というのは少し正統ではないのかもしれない。
色はほんの少し琥珀がかっている。無色よりは、という程度だが。
香りは酒蔵に入ったときのような香りで、
熟成感はないし、むしろフレッシュな香り。
口に含むと微発泡感を感じる。
懸念した熟成感というのはさすがに全くない。
純米大吟醸らしいジューシー感。少し端に苦みを感じる。
苦みはあるがやはり甘めだ。
濃淳ではあるがリンゴ酸の風味はなく安心して飲める。
ただ、さらりとした純米大吟醸ではなく、ある種の木桶のような歴史を感じさせる(決して熟成味ではなく)そういった風味が感じられる。
20220426追記。
イオンで買った笹身と砂ずりの燻製と合わせる
砂肝の方と合わせると絶妙だ。砂肝のクセとそれを燻製にしたスモーク感、胡椒の味付けが、天狗舞の濃淳さを打ち消す。いい意味で。打ち消した結果、天狗舞のフルーティーさが際立つ。
濃い食べ物に合わせるべきか。
20220516追記。
缶つまシリーズのあさりの燻製と合わせると、天狗舞がフレッシュすぎて少しギャップがある。あと、ミルキー感が現れ、ちょっと合わない。