ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

アサヒスーパードライ「華やぎの余韻」

2019-11-30 18:33:35 | ビール

特別限定醸造。マルナカで購入。

国産原料100%。

注いだ端からウェットな醤油のような焦げのような香りが漂う。

スーパードライからイメージするような端麗辛口ではなく、ウェッティーなタイプ。

麦芽っぽさは感じるが、アサヒらしいリンゴジュース的な味の一歩手前だ。

後味はすっきりしていて、しばらく経つとモルティ。


キリン・ザ・ホップ「香りの余韻」

2019-11-28 20:25:33 | ビール

ザ・ホップというと昔聞いたことのある製品名だ。これはビール。

ファミリーマートとキリンのコラボとのこと。

色は若干濃いめの琥珀色。

香りはホップのグレープフルーツっぽい香りで、醤油っぽさ一歩手前といった感じ。

飲むと、やはり香り同様のホップの醤油っぽいグレープフルーツの風味が印象的。

ペールエールによくある強い感じではない。

モルティーさはなくホップが薄いわけではないので、ホップを前面に出したビールだ。


サッポロエビス「フレンチピルス」

2019-11-26 19:31:17 | ビール

定番のジョエル・ロブション監修の製品。

「エビスのビール造りに、巨匠ジョエル・ロブションがフレンチのエッセンスを組み合わせた、新感覚のピルスナー。

果実を思わせる2種類のフレーバーホップと、シャンパーニュ産麦芽によるフルーティーで繊細な香りと味わいをお楽しみください。」

とのことだが、さて。

フレンチピルスという言葉の響きと、缶の色調からヴァイツェン的なものを連想する。

しかしピルスだからヴァイツェンではない。

注ぐと、その先入観から薄く感じる。しかし普通のピルスナータイプと違いはないようにも見える。

香りはサッポロお得意のグレープフルーツを想起するホップの香り。

シャンパーニュをまさに連想するし、サッポロはこの風味をビールにも発泡酒にも香りづけている。

飲むと、まさに、サッポロが表現したい味。つまりグレープフルーツ系のホップの風味。

正直エビスビールとは方向性が全然異なる。別物だ。エビスビールの重厚な重いビールではなく、完全にフルーティーな味。

ただ、類型の発泡酒の軽さはなく、濃厚ではある。プレミアム感もある。

しかし、味わうほどに、エビスの名前を冠する意味があるのかわからない。

これはこれでおいしいのに。

プレミアムではあるが、それに見合うブランドがサッポロにはエビスしかないということなのだろう。


サッポロ青森田子町

2019-11-24 19:13:00 | ビール

セブンイレブン限定。

田沼さんのホップ畑からとある。田子町(たっこまち)。

セブンイレブンとサッポロの限定コラボ。

自慢のホップ「リトルスター」

注ぐと、やや濃いめの琥珀色か?

香りはホップらしい青さ。但し、濃厚でウェッティ。青々しすぎない。

飲む。はじめジューシーで濃厚。少しの苦みを含む濃いめの青い味。

味もやはり青々し過ぎず、ある程度の重厚さととれる。

 


寿喜心コシヒカリ純米吟醸

2019-11-24 18:52:06 | 日本酒

こちらも大洲の酒乃さわだで購入。

日本酒度+0.5、酸度1.5、精米歩合60%なので吟醸だ。

店主曰く、先の純米がレギュラーで、この純米吟醸は一年寝かせたものとのこと。つまり実験的に一年熟成させてはどうかというコンセプトでできた一品。

ただし、外観は全く異なる。びんの色がそうなのか?熟成したような茶色っぽい色。明らかに先ほどの純米とは瓶の色が違う。

注いでみると意外と無色に近い小麦色。むしろ先の純米酒より薄い色。

香りは同じく日本酒っぽさがありながら、絵の具のような凝集感がある。

飲むと、フルーティーで甘い。同時に並行して苦み(もしかしたら香り同様の絵の具感)が流れる。

後味は苦みが印象的。

トータルとして、それぞれの味覚が濃厚なまま真ん中で固められた感じ。それが熟成と言えるのかもしれない。

荒々しさがなく落ち着いてまとまっている。古すぎ感はない。とげとげしい若者ではなく、次の年の少し落ち着いた感じ。

 

20191220追記。

このくらい時間がたったものを飲むと、熟成酒っぽい風味が出てくる。

フレッシュさ、爽やかさというものが隠れ、今こそ本当の意味での落ち着いた味、ウェッティで甘く、裏に老香のような風味が隠れている。