ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

アサヒ ザ・クラフトマンシップクリスマスビア「イヴ・アンバー」

2015-11-29 22:57:42 | ビール

くどいから無視してもらっていいが、名前に「・」が2つもある。厳しい。アンバーとつくだけに色は濃い茶色。

味は?アンバーだけに焦げくさい、黒ビール的な味を想像したが、全然大丈夫。苦味と甘味が濃くなったようだ。オリオンの琉球ペールエールと方向性が近い。今の味覚では結構気に入った。メリーゴールドもいいし、このイヴアンバーもいい。


アサヒ ザ・クラフトマンシップクリスマスビア「メリーゴールド」

2015-11-29 22:45:41 | ビール

最悪だ。名前が。私の苦手な、どの部分が特定の名称かわからないくらいの長い名前。そして「ザ・」が入る。

色は普通のラガーだ。飲む。これはいいかもアサヒらしからぬ濃さがある。コクというのか?後味にしっかりとまではいかないが、麦芽の味も残す。途中はやや渋味のある、やはりモルツ感もある、ややパンチのあるコクが印象的だ。名前は最悪だが、味はいい。


サントリーザ・プレミアムモルツ 香るプレミアム「2015初摘みホップヌーヴォー」

2015-11-28 00:25:51 | ビール

やたらと長い名称だが、プレモルの青い缶である、香るプレミアムの新しいホップを使ったバージョンということだ。←と訳すとこれがまた長くなってややこしい。ノーマルのプレモルと比べると、熟成感は少ない、それはつまりフレッシュであるということか。派手に刺々しいフレッシュさがみなぎるわけではないが、若いというのか新鮮な印象だ。そしてプレモルらしいスッキリとした、きれいな、全体としての印象。


「神君幻法帖」 山田正紀

2015-11-26 20:39:30 | 読書
 
これは山田風太郎の甲賀忍法帖に対するオマージュである。
甲賀忍法帖もそうだが、それぞれのキャラクターの忍法に対して、作者の医学的知識を踏まえた、生理学的解説がついている。もちろんハッタリではあるが、尤もらしく解説されており、それが面白い。そんな部分も踏襲されている。但し、生理学的ではなく、脳科学的解説であるところが異なる。そもそも忍法ではなく、幻法と言うだけあり、催眠術やマインドコントロール的な技が主だ。それゆえ脳科学的な解説とならざるを得ないのだろう。
甲賀忍法帖をオマージュと言うよりは、リミックスと言った方がいいかもしれない。10対10を7対7にし、各キャラクターの忍法と展開を、組み替えて新しい物語としている。パロディとも違う。正直、甲賀忍法帖を覚えるくらい読み返したものからすると、リスペクトしながら独自の作品を創作したともいえないし、越えようともしていないし、自分なりの甲賀忍法帖に仕上げようとしている風にも見えない。意図するところが不明ではあるが、同じ風太郎ファンとして観るなら、ニヤリとする。
先ほど読み終えたが、やはり、リスペクト要素が主で、新しい創作を狙ったものではないと思う。ストーリーを楽しむのではなく、甲賀忍法帖と比べて、フムフム、なるほどとマニアックに楽しむものだ。
この作品を初めにに読んだ人は楽しめるかもしれない。しかし甲賀忍法帖を読んでしまっていたなら上記のようなマニア感でしか楽しめないだろう。
この本の効用として、本家、甲賀忍法帖を再読したい気持ちになった。
これはこれとして、完全に甲賀忍法帖の新章、続編と謳う桜花忍法帖に期待したい。 
(表紙の佐伯俊男が山田風太郎ファンにはたまらない)
そもそもこの神君幻法帖を知ったのは、佐伯俊男画集を見ていて知った。そんな因果だ。 
 
 
20151123読み始め
20151126読了

サッポロ麦とホップ「コクの極み」

2015-11-25 21:16:27 | ビール以外

近所のローソンで購入。オリオン琉球ペールエールは置いてなかったが、今日発売のこれは売っていた。色は先ほどの琉球ペールエールよりむしろ濃い黄金色だ。味はというと。ノーマルにものよりやや焦げ目が多い。しかし、発泡酒らしくなく、長期熟成したかのようなまろやか、とげのないしかししっかりとした味の麦とホップだ。口に含んで転がすと、発泡酒らしい高音な風味が感じられる。それは琉球ペールエールを飲んだあとだから感じるのかもしれないが。