ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

サントリー金麦「琥珀のくつろぎ」2019

2019-08-25 16:32:00 | ビール以外

琥珀のくつろぎの2019年バージョン。

缶のデザインは褐色を主体としながら黒が取り入れられている。重厚な感じ。

注ぐそばから褐色が見て取れる。注ぐと濃い褐色。先ほどのアサヒのクリアアサヒ「秋の宴」に匹敵する濃い色。

差をつけたいという心理から、秋の宴より薄い色と言いたいところだが、事実はほぼ同じ色合いかもしれない。

金麦だから第3であるが、それにしても濃色だ。

香りはフルーティーで焦げっぽさはない。

飲む。クリーミーな味わい。そう、不思議と同じサントリーのモルツからくる風味と似ている。

焦げの渋みがありそうながら、ふくよかなクリーミーさが膨らむ。

これもうまい。


アサヒ紅

2019-08-25 16:12:26 | ビール

アサヒ紅(くれない)

最大級のコクと香り、秋の生。とある。

クリアアサヒ「秋の宴」同様、今年は濃厚さを追求しているのだろうか?

注いでみると、クリアアサヒ「秋の宴」と比べて色が全然普通だった。ラガータイプと比べて少し濃色かと思われるが、褐色というほどではない。

香りはフルーティーでいい味を予感させる。地ビール的な香りがちょっとする

飲んでみる。いい意味でアサヒらしくなく意外性がある。

香り同様地ビール的な風味だ。それは何かと言われると、地ビールで「これはペールエールだ」という味だ。

そう、ホップの醤油っぽさを感じる味だ。

アサヒではこれをコクと表現するのだろうか。

飲む前は勝手にクリアアサヒ「秋の宴」と比較してしまったが、方向性は全然異なる。並べて比較したのが誤りだ。

焦げっぽさをコクとするのでなく、ホップの風味を強くしたという意味でのコクだ。

モルティーさは強調していない。しかしうまい。限定醸造だからしばらく飲んでもいいと思う。


アサヒクリアアサヒ「秋の宴」2019

2019-08-25 15:53:11 | ビール以外

濃厚旨み仕立てとある。

注いで驚く。かなり黒い褐色。発泡酒でよくここまで濃くしたものだ。

香りは焦げ由来の酸味がある。

飲んでみると、焦げっぽさはほとんどない。後味に若干焦げを感じるかと思うが、わずかだ。

むしろ第3のビールらしい薄さが、焦げ感を弱め飲みやすくしているのではないだろうか。

なのですっきりとしていて、風味としてロースト感を感じる。飲みやすい。


サッポロ焙煎生ビール2019

2019-08-23 19:43:17 | ビール

芳ばしい香りとコク。ROASTED MALTS。

前年はこれだ。前年はクリーミーな白がベースに朱色のデザインだが、今年は秋のイメージである朱色が増している。

色は結構濃いめの褐色。香りは一瞬焙煎風からくる酸味のある香りがしたが、錯覚のようだ。

味は、黒ビールと感じるくらいの焙煎麦芽の風味。ただ色同様(黒くなく濃褐色)味も黒ビールまで焦げ臭くない。

焦げっぽさと同時に酸味というのかフルーティーというのか高音な、焙煎由来の明るさが加わっている。

後味は、初期が一瞬フルーツ感で、その直後からほどよいロースト感で、くどい焦げ臭さがなくていい。


キリン秋味2019

2019-08-20 20:24:41 | ビール

いつも通り麦芽1.3本分。秋だけの贅沢な味わい。

缶の色合いは今回は褐色っぽくなく、緑が多く、赤系もオレンジよりは赤だ。要はいつもの秋味っぽい、紅葉の秋真っただ中ではなく、晩夏のイメージ。それが本当の姿と言えばそうだ。

ちょっぴり酸味のあるが、麦芽の香りが漂う。

飲むと、結構行為目の麦芽の苦みが広がる。あと引く苦みではなく、重い苦みというべきか。

一番搾り的な酸味のある、雑味系の華やかさとは違うしっとり感のある重すぎない重厚感と濃度。

何より重すぎないのがいい。