小さな庭とベランダ菜園の楽しみ I enjoy gardening and growing vegetables !

ガーデニングに家庭菜園。旅行に釣り。カメラ、パソコン、太陽光発電、読書、ブログ・・・・。第2の人生は忙しい!

庭の柿の木 熟した実を初めて味わう

2019-11-04 | ガーデニング

真っ青な空が広がる秋晴れの日でした。

時折強い風が吹き、美しく紅葉した柿の葉がパラパラと散っていきます。

あれだけたくさんあった柿の葉も残り少なくなり、見上げると枝の向こうに青空が広がっています。

そんな中に黄色く熟した(ような)柿の実を3個見つけました。

ベランダから枝切りばさみを伸ばしてそのうち2個が収穫できましたが、1個は落ちて行方不明。

2個の内のひとつは熟してぷよぷよで、食べるとまさにスイーツの味!

もう一つは少し固めで、恐る恐る食べると少し甘い味で食べられましたが、後口に渋みが少し残りました。

渋柿なのですが、この時期ぐらいになると熟して渋みはかなり消えるようです。

たった2個の「試食」でしたが、来年への期待が大きくなりました!

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福知山城探訪

2019-11-01 | 旅の思い出

 今日、昔からの友人たちと福知山城に行ってきました。

福知山城は明智光秀により丹波平定時に築城されました。明智光秀は、由良川の流れを変えるなどして城下町を造り、由良川の治水に力を注いだと伝えられています。

全国的には「謀反人」として負のイメージが強い明智光秀ですが、ここ福知山では町の発展に貢献した領主として慕われています。

その明智光秀を主人公とするNHK大河ドラマ「麒麟が来る」が来年放送されることになり、仲間内の日帰り親睦旅行の行き先が福知山城に決まりました。

京都市内からもたくさん参加があり、秋晴れの下、福知山城の見学を楽しみました。

近くに住んでいながら、いや、近くに住んでいるからこそかもしれませんが、福知山城を時間をかけて訪れたことはなかったので、今日は非常に良い勉強の機会になりました。

 

福知山史談会の中村さんにガイドをしていただき、いろんなエピソードを聞きながらの見学でした。

最初に、城に向かう昇龍橋を渡ります。

昇龍橋を渡ると右手に「佐藤太清記念美術館」があります。

佐藤太清さんは福知山市出身の著名な日本画家で、文化勲章受章者です。

佐藤太清記念美術館の前を過ぎ、少し進むと福知山城への入り口です。

坂道を紅葉につつまれながら進みます。

左手下には、駐車場とその奥にゆらのガーデンが見えています。

坂道を登りきると平地になり、目の前に美しい石垣と建物が現れます。福知山城の天守閣です。

石垣の積み方は、野面積(のづらづみ)で自然石をそのまま使用しています。

美しい石垣ですが、近寄ると奇妙なものを見つけます。墓石が石垣に使われているのです。

「転用石」と呼ばれるそうで、光秀の丹波平定時に従わなかった寺から徴用したものとの説明でした。

石垣の中央に斜めの縦線が見え、その線の右側には転用石があり、左側にはないのです。

説明によると、右側は明智光秀築城時のもの、左側は後に城主となった有馬氏時代に付け足されたとのことでした。

この石垣を見ただけでも今日の見学は値打ちがありました。

下の写真中央に転用石が見えています。

敷地の一角には転用石の置き場がありました。徴用したものの不要となったものを置いているようです。

転用石に関する説明札もあるので、関心のある方はぜひ訪れてください。

 

天守閣西側からの眺め。正面が福知山市役所、その左が伯耆丸公園です。

伯耆丸公園はその名の通り福知山城の一部「伯耆丸」の跡地です。

北西方向の眺め。小高い山の上にスカイランドホテルがあり、その奥に雲海が広がっています。

この後、福知山市郷土資料館となっている天守に入りました。 ※有料 大人330円

館内は撮影禁止だったので写真はありませんが、最上階からの眺めは撮影しました。

由良川にかかる美しいアーチ形の音無橋が見えています。その奥、右手に烏ケ岳があります。

東側の眺め。眼下に「明智藪」(明智光秀が水害防止のため植えたという竹藪)が見えています。

 

天守閣東側にある朝暉神社。江戸時代の1669年から13代約200年間に渡り福知山藩主を務めた朽木氏ゆかりの神社。

昼前にはバスツアーの客が多数訪れ、たいへんにぎやかになりました。

聞いてみると、丹波竹田城と福知山城をセットにしたバスツアーだそうで、女性客が多いように見えました。

竹田城址には建物が残っていないので、竹田城址の雲海と福知山城の天守閣見学の組み合わせはちょうどよいのかもしれません。

 

 「麒麟が来る」の放送とともに多くの観光客が訪れることが期待されます。

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