めっきり寒くなり、朝と晩は石油ストーブで部屋を暖めています。
そんな季節ですが、四季生りイチゴの株にはまだ白い花が咲き続け、早いものから順番に真っ赤なイチゴに育っています。
赤くなった実は、鳥よけネットを二重に張っても直ぐに食べられるので、今は白い不織布で覆っています。
日光が遮られたり、受粉に役立つ虫が近づけなかったりで、デメリットも多いのでしょうが赤い実を収穫するためにはやむをえません。
先日、ほぼ1週間ぶりに不織布を取ってみると立派な赤い実がぶら下がり、きらきら輝いていました。
まるで初夏の収穫時のようで驚きました。
里帰りしていた孫の口に入りましたが、美味しかったようでおじいちゃんの株が少しアップしたようです。
イチゴ栽培は場所を取るので、いくら四季生りでも来年からは初夏までの栽培にするつもりでしたが、今はまた心が揺らいでいます。
他に、フルーツトマトもそこそこの大きさのものができ、赤く色づいています。
夏が過ぎるといったん収穫は終わるのですが、そのままにしておくと脇芽が育ってたくさん花が咲き、実もいっぱいできます。
日照のせいで色づくまでに時間はかかりますが、赤くなったトマトはフルーツトマトらしい味で家族に好評です。
作物を育てる上で、先人の知恵(常識)は非常に大事で役に立ちますが、たまには逆らって好きにやるのもいいものです。
この晩秋の赤いトマトもそんな思い付きでやってみました。
初夏の様子を思い出します。
鳥よけの最後の手段です。不織布で覆いました。
フルーツトマト
ベランダの奥ではブルーベリーの葉がが紅葉しています。