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観客のためのスタジアム15 【J特】

2013-01-16 00:02:58 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今朝の山陽新聞に「G大坂 計画の新スタジアム 寄付金不足 規模縮小も」というタイトルで、G大坂が計画している専スタの話が出ていました。以下、抜粋して紹介。
    
 2014年度完成を目指すG大坂の新スタジアムが、規模縮小の危機に直面している。J2降格の影響で、建設費用の大半を占める寄付金が目標額に届かない恐れがあるため。このままでは国際試合で使用できない規模のスタジアムになると関係者。

 新スタジアムは万博記念公園内に建設。建設募金団体によると、総工費140億円のうち、totoの助成金(最大30億円)を除く110億円を寄付金賄う事は目標。
 現在、企業からの寄付は目標90億円のうち、約75億円だが、寄付したのは、親企業等の大口企業が中心で、スポンサー62社の半分程度。個人からの寄付は目標20億円に対して1/10以下の約1.3億円と深刻。「降格で寄付をやめる企業が出る」「降格しなければ寄付するという声が多かった」という状況。

 個人と企業で90億円の寄付が集まり、toto助成金と合わせて120億円を工面できれば、映像等一部設備は簡素化されるものの、国際試合で使用できる4万人収容の専スタ建設可能。120億円に足らなければ、客席数の削減に甘んじる事になる。
 建設募金団体は、「降格で激励の募金も増えている」とコメントし、受付募集の締切である今年3月までに不足分の約14億円を集めるのに必死。ただ、天皇杯決勝で負けるなど、厳しい状況は続いていると締めくくっています。

 確かに今が一番寄付が集まりにくい時期だと思います。たぶん他の読者の方も思うでしょうが、別に今年で締めて小さい器で終わるよりも、長い視野で準備し、当初の計画どおりのものを作るのでいいのではないでしょうか。
 G大坂にとっては、今年ば一番最悪の年ですが、某天皇杯優勝チームのように、J2、J1、天皇杯と種類の違う3連覇を果たす例もあるのです。また、J2経験したクラブは本当に強い! 仙台しかり、広島しかり、浦和しかりです。しかもG大坂も広島や柏と同じ立派な育成システムを構築できているし、地域・社会貢献活動もしっかりされていると思います。
 ガンバを応援するすべての人、企業、団体は、こういう苦しい時に下支えしてこそ、本当の「支援者」だと思います。ただ、もし1年で昇格できなかったら・・・ ガンバって下さい。
G大阪新スタジアム関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120627
  〃            ④http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100813
  〃            ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090713
  〃            ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090430
  〃            ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080719

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