気になってはいたけれど 観に行くほどではないかしら...と思っていたのに、観客動員数の週間ランキング4位...に後押しされて 行ってしまいました。
レモニー・スニケットの『世にも不幸せな物語』

2004年(制作国:アメリカ)作品
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
出演:ジム・キャリー、エミリー・ブラウニング、
リアム・エイケン、カラ&シェルビー・ホフマン、
メリル・ストリープ、ジュード・ロウ(声のみ)
兎に角、三人の子ども達が かわいい。しっかり者のヴァイオレットは 天才発明家(TBS愛の劇場『天までとどけ』の上から3番目 千佳ちゃんに似ている...?)。二番目のクラウスは読んだ内容を全て覚えている読書家にして物知り博士。

問題は、遠縁のオラフ伯爵にあり!かな...? ジム・キャリーならではの面白さなのですが、恐ろしい人物設定のはずなのに作り込み方がコミカルな為 観ている側には あまり恐くは映らない。それからもう一つ...三人兄弟の描写...!! 一致団結している姿は いいのだけど、見せ場になるはずの‘発明家’‘知恵者’‘噛み付き魔’ というそれぞれの特性を発揮する(U.S.アニメの『スーパー・スリー』を思い出す♪)シーンが あまり際立っていない! せっかく 子ども達が可愛くて設定も面白いのに ちょっと もったいないなぁ...。
ストーリー展開に関しては、てっきり雪だるま式に どんどん どんどん 不幸になっていく話だと思っていたら そうでもなく、どちらかというと‘不幸せ宿替え双六’といった感じ。
失敗しても失敗しても追いかけてくるオラフ伯爵は『チキチキマシーン猛レース』のブラック魔王ってところかな?
噛み付いちゃうサニー役は カラ&シェルビー・ホフマン とあるから 双子ちゃんが交代で演っているのでしょうね。

