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時差30分

2015年08月07日 | 時事
日本との時差30分に=「解放70年」の15日実施―北朝鮮
時差って1時間刻みが決まりではなかったのですね。

地球は24時間で360度回転するわけなので、経度(東西)が15度違えば大体1時間変わります。例えば北海道と長崎辺りでは、本来1時間違うはずなのです。しかし国内で標準時が違うと不便なので、日本では兵庫県明石市を通る統計135度線を基準にして統一させています。ニュースなどで各地の日の出や日の入り時刻が違うのはそのためですね。まあ日本は違っても1時間程度なわけですが、国によっては東西に長い所もあるので、地域によって標準時が複数ある所もありますし、逆に中国のように国内全て北京時間に統一している所もあります。標準時の境目では、例えばアメリカでは12時に買い物をしに標準時の違う隣町へ出かけ、着いたら11時で「あれっ?」というようなことが起こり得ますし、中国だと「明日の日の出は北京6時、ウルムチ3時」というようなことが実際に起こっているわけです。まあ地球1周4万kmとして24で割ると1時間のずれが生じるまでに1667kmあることになりますから、飛行機や大陸横断鉄道などに乗らない限り、普通は時差を気にするようなことはないでしょう。

北朝鮮や韓国は15度刻みの子午線が通りませんし、九州や沖縄と緯度的にはそう変わらない所にあります。北京まで行ってやっと時差1時間ですからね。昔から「日本と一緒は嫌だ」と駄々をこねていましたがこればかりはどうしようもないと思っていたところ、まさかの30分刻みで変えるという離れ業に出る模様です。余程嫌だったのでしょうけど、まあ国交もないし、旅行して不便に感じたりするようなことは一生ないでしょうけどね。

近くて遠い国とはよく言ったものです。

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