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「オプジーボ」ノーベル賞

2018年10月01日 | 時事
研究成果を基にした「オプジーボ」、副作用少なく多くのがんに効果 ノーベル医学・生理学賞の本庶佑氏
昨年の文学賞を取った英国籍の日本人を入れれば5年連続27人目となる模様です。

このオプジーボについては以前の薬価格が安くなった記事に詳しく書きましたが、現在は順調に価格も下がっており、来年には17万円程度で使えるようになるのだとか。一時期は3000万とかいう話だったので、がん患者にとっては夢のような話ですね。がんの特効薬、とまではいかないのかもしれませんけど、発見から臨床研究、そしてここまで一般化できうる薬を開発できたことは、まさしくノーベル賞にふさわしい功績と言えるでしょう。

気になったのは同時受賞したもう一人の方です。普通同時受賞だと、理論を提唱した人とそれを実用した人とか、共同研究者とかなら分かりますが、どうやら同じガン細胞のブレーキ攻撃をブロックする薬のようですがオプジーポとは全く違うもののようです。しかもあちらの方が早く発見し早く実用化させたということで、どちらかと言うと本庶さんのほうが後発研究みたいなのですよね。それでもこの2人が同時受賞し、賞金10億円を仲良く半分こするという意味は、どうやらブレーキにも2種類あり、サイドブレーキとフットブレーキのように(笑)両方のブレーキを正常にさせるよう薬を併用した方が効果が高いと分かったからだそうです。なおオプジーポのほうが副作用が少なく適用されるガンも多いのだとか。その辺を考慮され同時受賞だったのですね。それでも例えば開発が10年もずれていれば同時受賞とは行かなかったはずですから、あのクソ時間がかかる認可を間に合わせた手腕は大したものですな。

さて受賞が始まったと言うことは、これからしばらく7時からのニュースは目が放せませんな(笑)個人的に気になるのは平和賞ですが果たして・・・

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