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靖国参拝と報道

2013年12月27日 | 時事
安倍首相、靖国神社を参拝 現職では小泉氏以来7年ぶり
安倍首相が就任1周年の記念に、靖国神社に参拝された模様です。

この26日という日はそれだけでなく、まず来年度予算案をやっつけ、沖縄の米軍基地問題にも見通しをつけ、韓国にも(仇で返されたけど/笑)恩を売りつけ、毎日新聞が前日に「首相、年内参拝なし」と誤報(願望?)をさらし、さらに官公庁が休みとなる28日より前で、明日は被災地に行くからという、まさに「この日しかない」というタイミングで決められた模様です。実に7年ぶり、ということで、7年前の小泉首相が終戦記念日に参拝した時にもこのブログに書いていましたが、マスコミの報道のあり方が当時とほとんど同じだったことに、進歩のなさを感じました。

特に朝日は、参照した速報の段階ではまだ事実のみで中立を装っていますけど、今日の新聞では批判の嵐でした。社説や天声人語はまあ社のスタンスなので仕方ないとしても、酷い有様だったのが参拝反対派のコメントばかり4つ並べて非難したり、唯一と言っていい名古屋市長の容認記事も「後に訂正」とか訳の分からない見出しをつけたり、投書でも反対意見(読者にしては早すぎないか?)を載せたりしていたことです。まあ投書はむしろ明日以降が本腰だと思われますが、4つも同じ問題に並列で触れる記事を載せるなら、1つぐらい(普通は半々でしょうけど)容認意見を載せるべきだと思います。まあ、明日の読者声欄にも容認記事が載る可能性は0に等しいので(笑)参拝反対意見が溢れると決め付けて書いていますが、ここまで印象操作に必死になるほど首相が悪いことをしたのかと、この新聞を読んで普通の読者なら疑問を通り越して「この新聞気持ち悪い」と思ってしまうのではないかと、心配になります。

特定秘密保護法の時も、朝日新聞を読んでいて、「この法案が通るとこんな利点がある」(当然、必要のない法案は発議されない)ということが全く見えないまま、反対意見ばかりで紙面を埋め尽くされる毎日の構成に辟易としていました。社の立場はあって当然として、せめて報道の中身は中立であって欲しいと思います。少なくとも、今回のように議論のある問題を扱う時は、必ず賛成反対双方の意見を扱うべきでしょう。
普通の家庭では、新聞なんて1社だけ取れば十分なので、購読者はそこに書いてあることのみで情報を判断しなければならなくなります。しかし、そこに反対意見しか載っていなかったとしたら、「この新聞は片手落ちだ」と判断されても仕方がないと思います。当然、そのまま信じてしまう人もいるわけで、昔はそういう姑息な手法を使って信者を増やし、部数を増やすこともできたかもしれませんが、今はネットでニュースを読めば、1面記事はどこの新聞社も提供しているので、読売でも産経でも自由に読めるわけです。読者は多くの情報や、色々な立場の意見を知って、自分の考えを深めることができます。つまり、社にとっていくら知らせたくない不都合な内容があっても、最早隠し通せる時勢ではないと言うことです。賛成反対意見を堂々と載せ、「それでも我が社はこう考える」とするのがマトモな報道のスタンスなのではないでしょうか。

まあ、今回は7年ぶりだったことで多少騒がれても仕方ありませんが、総理には是非今後もちょくちょく靖国に顔を出してもらいたいものです。早速初詣とかもアリ!?

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