(株)カプロラクタム-blog

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本因坊秀策囲碁記念館

2017年05月26日 | Weblog
思い出すあの死闘・・・因島にもリベンジしてきました。

因島大橋から島の東部を見た写真です。あの山を全部自転車で超えて行ったんだぜ・・・信じられないだろ・・・というわけで、まずは11年前自分が遭難しかけた足跡を車で走ってみました(笑)


まず尾道からこの因島大橋までが既に10kmくらいの道のりです。橋も結構高いところにあるので、一山登るくらいの起伏を越えていかなければなりません。橋を降りて記念館までは約4km。そしてそこから東の海岸沿いに進み、真ん中の山道を抜けて市民会館、商工会議所を超え、フェリー乗り場までは12kmありました。しかも車でも結構吹かさないと上っていかないほどの峠が4つ分も続いていました。ちなみにフェリー乗り場から正規ルートである因島水軍城方面を通って記念館へ戻るとおよそ7km・・・峠1つ分くらいの起伏はありましたが、5kmも無駄に山道を進んでいた模様です。よく完走したものだ・・・車で辿りながら、当時の自分を思い出して心が折れましたorz

というわけで、石切神社とそこにある本因坊秀策記念碑を見てからお墓まで歩いてとすると、奥に前はなかった立派な建物がありました。昔はこの手前の神社の中の建物が記念館で、事前に頼まないと開けてくれなかったはずですが、今はしっかり入場料も取って囲碁と秀策のことが学べる場所になった模様です。受付の方に話を聞くと、ここはその神社の所蔵のものを町が借りる形を取って9年前にオープンしたとのこと。当時は聖地巡礼なんて言葉は存在しませんでしたが、ヒカ碁効果で観光客も増えたのでしょうね。

秀策の生家も復元され、また展示品には子どもの頃使っていた碁盤や直筆の掛け軸など貴重な物が残っていました。段位の免状は丈策や丈和の名がありましたし、耳赤の一手の棋譜解説やその様子の再現映像まであったので、小説幻庵の聖地としても良さそうですな。最後にお墓まで歩き、チャネリングして帰りました(笑)

佐為が宿ってくれればよいのですが・・・野狐囲碁・東洋囲碁・KGS全部で最高2段止まりではまだまだですね。高段に4子では勝てるけど3子では勝てない・・・