(株)カプロラクタム-blog

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天橋立と日本三景

2017年05月30日 | Weblog
3泊4日の中国縦断&城攻め記、最後を飾るのは京都の天橋立です。

まあココに来るのは実質3回目なので、どういう景色が見られるかは分かっていますけどね。ただし昔訪れたことがあるという場所はデジカメ写真がなく、また2010年の山陰旅行の時は平地から見ただけだったので、やはり写真フォルダ内にあの絵をデータとして入れておきたいという思いからもう一度しっかり訪れることにしました。
松島、安芸の宮島と並び称される日本三景の1つですね。実はこの中で一番最初に見たのがココ天橋立でした。確か大学4年の家族旅行だったので2001年だったと思います。同じ年にゼミの合宿の後で宮城の松島まで行き、残る宮島もずっと行きたいと思っていましたが、たまたま2006年に友人が広島の会社に配属になったのを頼りに行って来て制覇しました。ちなみにそこで宮島が世界遺産というものにも登録されていることを知ったわけで、そもそも自分の「世界遺産制覇したい病」の原点はこの日本三景、天橋立に行った所から始まったわけですな(笑)

傘松公園というところにケーブルカーとリフトがあり、好きな方で山の上まで上がれるようになっています。「股覗き効果」が去年イグノーベル賞を受賞していましたが、確かにこのデジカメをひっくり返して撮影した画像よりは、現地で股覗きした景観の方が「小さく、縮んで」見えた気がしますね。アレのおかげでまた観光客が増えたことでしょう。

折角なので過去に行った残る日本三景の画像も転載しておきます。
 
松島は2001年と2012年と2回行っており、左のは震災後に山から撮った写真です。大学の時はちゃんと遊覧船に乗って島巡りをしました。記憶では今にも崩れそうな島が多くありましたけど、震災時にはこの島々が防波堤の役目を果たし、奇跡的に住宅地区への津波被害は少なくて済んだといいます。ただし島自体はかなり侵食されたり潮をかぶって松が枯れたりしたようで、手放しでは喜べない状況ですね。宮島はあとの2つとは違い人の手が作り出した絶景ですけど、やはり潮の満ち引きによって日々かなりのダメージを食らいますし、台風や大潮などで建物が壊れると言うニュースもよく耳にします。天橋立だって大きな地震が起こればばどうなるかは分かりません。江戸時代の昔に林羅山が推奨した日本三景と言えども、永久に美しいままである保証は全くないのですね。

いつ行くか、イマデショ!(古い)