(株)カプロラクタム-blog

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NHK受信料

2015年10月29日 | 時事
ホテル客室のテレビ、NHK受信料支払い命令
これって認めると人口の数倍の受信契約がなされる滅茶苦茶なことになるのでは?

NHK受信料は世帯ごとに払っているので、例えば単身赴任や子どもが一人暮らしを始めたらそれぞれに受信料が発生します。まあこの考え方は、理論上国民全員が一人暮らしをすれば日本の人口分が上限になりますよね。現状は1世帯あたり平均2~3人が一緒に住んでいるわけで、契約数は約4千万件分程度だと考えてよいでしょう。もちろんNHKにすれば、これを限りなく日本の人口にすることをたくらんでいるわけですな。

しかしホテルは、確かにお客が入ればテレビを見ますけど、いつも稼動しているわけではありません。連泊以外では同じ人が使用することもほとんどなく、マンションやアパートなどとも明らかに異なる仕組みであることは言うまでもないでしょう。利用客から見れば、おそらく家ではちゃんと個人なり世帯なりで受信料を払っているでしょうし、外出先でワンセグを見ているような感覚と変わりません。一世帯の中に複数台のテレビがあっても別に良いわけですしね。そもそもテレビをつけない場合だって考えられます。客に払わせられないのなら経営者側に、と言う方針なのかもしれませんが、民宿程度の規模ならまだしも、でかいホテルだとココみたいに1万件分支払えとか言われるので、多少割引されているとしてもその額は莫大なものになりますな。しかもこれ、稼動とか売り上げとかに関係なく徴収されるわけですから、客が少ないと「受信料倒産」まで考えられます。それを避けるため、今後はホテル代に「NHK受信料」が上乗せされることになるのかもしれません。せめて相当な割引を課さないと相当苦しいのではないでしょうか。

全国にホテルがどれだけあるかは分かりませんけど、NHKはこの判決を見て全てのホテルが金のなる木に見えていることでしょうね。