(株)カプロラクタム-blog

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偏食癖

2015年10月17日 | 時事
『偏食』の子、幼稚園ではどうしてる? 現役園長が応える“年齢別”の対応
子どもの好き嫌いって理屈じゃないですからね・・・

例えばアレルギーなど、食べると命に関わるもの以外は基本的に何でも食べられるはずです。しかし子どもは大人よりも味覚が繊細なため、苦味や酸味などに過剰に反応する傾向にあるのは避けられません。それ以外にも食感であったり、嫌な体験と共に食したものなど、苦手なものが生まれる機会はいくらでもあります。理屈じゃないので大人がいくら栄養があるとか命を大切にとか諭しても大して効果はありません。ま、かく言う自分も今でこそ好き嫌いがないと自負していますが、幼少期は酢の物が苦手でしたし、プリンやメロンは食べた後に体調を崩したことがあってしばらく食べられませんでした。あ、そういえばザリガニの大量死に遭遇してしばらく甘エビが食べられなかったことはあったな(笑)偏食とは癖のようなものであり、気にしなければそのうち克服できるものだと思います。そもそも本来給食時間は業務上「休憩時間」なのですけど、食育なんて言い出すから子どもも教師も苦しむのではないでしょうか。栄養面の学習は5年生の家庭科で習ってからで十分な気もします。

ただし、食わず嫌いは別に考えていかないといけません。子どもは親の食生活がモロに反映されるので、食卓に出ないものは必然的に給食でも苦手になってしまいます。子どもが嫌がるから面倒くさい思いをしてまで食べさせたくない、あるいは自分が嫌いだから食卓に出さない。こんな親の身勝手な都合によって子どもの未来が制限されているのはいたたまれません。子どもは意外に「ここはこういうものだ」という決まりはしっくり入るものですから、家では食べないものも学校では食べるということは良くありますし、自分は大きくなれないとか御託を並べず、低学年でも基本的にアレルゲン以外はとにかく「学校ではどんなものも一口は食べるもの」と指導しています。もちろん苦手なものを食べたら褒めますけど、まあ最近の風潮では古い考えに当たるのでしょうね。

しかし揚げパン残す気持ちは全く理解できないなあ・・・