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無料Wi-Fiのおもてなし

2015年05月22日 | 時事
国内の無料Wi-Fi整備急ぐ 訪日客対応、接続スポット3万カ所へ
確かに旅行中はこれがあるとありがたいですね。

と言っても自分はガラケーなので、専らネットブックのXPを念頭に書いていますが(笑)自分の場合、旅行中はいつもネット断絶状態になるので、長旅だと天気予報とかも微妙ですし、観光情報や歴史など、現地でふと調べたいことがあってもガイドブックに頼るしかなくなり、後で調べたら肝心のスポットを見逃していたなんてことも今まで良くありました。例えば鹿児島では、今回世界遺産登録勧告となった尚古集成館・仙厳園を、入場料が高かったと言う理由だけで華麗にスルーしてしまいましたしね。しかし普段のネット環境には全く不自由していないので、わざわざ年に数回の旅行のためだけにプロバイダ料と同額をスマホに費やす気はさらさらありません。最近、PC本体に無線LANの受信機がなくとも千円ぐらいでUSBの子機を買えば済むことに気づいたので、いつか旅行の際に持ち運んでやろうと画策しています。え?屋久島・・・?そんな重いもの持って20km歩く気はありませんよ(笑)

富士山の時に思ったのが、マイカーでの旅行は宿代わりにもなるということです。電車の旅と違って好きな時に酒が飲めないのは痛いですが、必要ない荷物は車内に置いておけるのもポイントが高いです。この時期なら座布団とタオルケットぐらい積んでいけば十分寝られるでしょうし、洗濯物の臭いが気になるならハンガーも積んでいき、コインランドリーで洗った洗濯物を車の中で干すこともできますしね。鹿児島など、飛行機+レンタカーの旅では無理だとしても、それこそ富岡や関東を回るくらいだったら、道の駅を拠点に車中泊で宿代を浮かせつつ、その分を豪華な食事に回すことも可能でしょう。道の駅は、駐車場とトイレと交通情報が国の管轄なので、必ず24時間空いていますからね。問題は宿に泊まらないと無料ネットとかも利用できないのでさらに情報弱者化が進むことですが、記事のようにもし各地でWi-Fi接続が無料でできるとしたら、ノートPCを積んで行くだけで旅行中の情報不足からも一気に開放されるわけです。

日本人ですらコレなので、外国人旅行者の情報不足は尚更死活問題でしょう。このご時勢、道を聞こうにも不審者扱いされてしまいますし(笑)母国語のグーグルアースを見せた方が余程解決が早いというものです。そうでなくとも、旅行先で自分が普段訪れているサイトを見たりすると何故か安心するように、異国の地でも自分の文化圏の情報にいつでも繋がるという安心感は、外国人旅行者を増やす上で非常に重要でしょう。しかし、海外では無線LANはタダと言う感覚が強いのに、日本ではプロバイダに定額を支払うイメージが強く、企業も余り協力的ではないのですよね。この分野の「おもてなし」では、残念ながら日本は遅れていると言わざるを得ません。
看板やパンフなどをたくさんの言語で表記する事も大事ですが、まずネットインフラをしっかり整え、ネット上での情報提供を増やしつつ母国語圏の人と繋がらせていくことが安心感・満足感につながるのではないかと思います。

残る問題は充電か・・・宿以外でコンセントって意外にありそうでないからなあ。これ外国人バックパッカーの方とかどうしているのだろう?
コメント
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