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金華山6コース制覇

2014年11月25日 | 自伝
昨日、金華山にある6つの登山道を全て制覇しました。

と言っても、岐阜公園側から登る主要4コースは年に1~2回は行ってどこかに挑戦しますから、未だ登ったことがなかった日野側から登って、岩戸側に降りてきたと言うだけです。実は土曜日にも妹の子ども達を連れて「七曲がり」で登っており、その下見やら富士山前のトレーニングのためにも今年はちょこちょこと七曲がりや他の3コースでも登っていました。で、残りの2つは登山口が全然違うので今まで行く気が起きなかったわけですが、折角なので年間制覇してみようと思い立ったわけです。
金華山は火山でなく、隆起・侵食等の造山運動によってできた山であり、噴火の心配はありません。当然富士山のような円錐形ではなく、凸を反転させたような形をしています。実は金華山ドライブウェイ(途中で「七曲がり」に接続)につながる脇道も入れると山中にかなり多くの道ができていて、登山口も自分の認識で各所に10以上はあり、登山道同士をつなぐハイキングコースなどを併用すれば、そのどこからでも頂上の岐阜城に辿りつくことができようになっています。登山道やハイキングコースはこのサイトが詳しいですが、一応岐阜城につながっている6つの登山道を紹介します。

1「七曲がり登山道」1900m60分・・・文字通り7つに折れた林道を抜け、中盤からは真っ直ぐ延々と石段を登っていく。織田信長がいた時代は馬でこの道を登ったとのこと。幼稚園児でも大丈夫(笑)景観は△
2「百曲がり登山道」1100m40分・・・グネグネと曲がりくねった山道。木の根の間や岩場を登っていく。それなりに急になっており、速く登れるが結構疲れるので小学生向け。下りには丁度良い。景観は△
3「馬の背登山道」1100m40分・・・金華山の最難関。ほぼ一直線に崖を登っていく感じ。5ヶ所ほど岩場があり、手を使って登っていく。中学生以上向け。自分は基本的にココ。ただし下りは危険。景観は○
4「瞑想の小径(こみち)」2300m60分・・・前半は林道で楽々だが、後半岩場が出てきて結構大変。とにかく長い。石碑に偉人の名言があるのが名前の由来であり、決して迷走ではない(笑)小学生向け。景観は◎
5「大釜・高鼻ハイキングコース」2300m70分・・・ザ・登山という感じの心地よい山道。一気に上った後、唯一尾根伝いに2度アップダウンを繰り返す。日野からの登り口が分かりにくいのが難点。小学生向け。景観は◎
6「東坂ハイキングコース」1100m40分・・・金華山ドライブウェイ出口の岩戸公園から登っていく。山道は百曲がりに似ているが途中岩場と山道を選べるようになっている。脇道が多く標識に注意。小学生向け。景観は○

まあ、どの道で行ったとしても往復平均2~3時間のお手軽登山ですね。実際に登った感覚で難易度をランキングにすると、楽1<5<4<2<6<3難と言った感じでしょうか。はそれぞれ登山口と下山口が近いか一緒なので「馬の背で登り、瞑想の小径で下りる」といった使い方をよくします。が、今回挑戦したは日野の達目洞(だちぼくぼら)と言う所から登るので、鵜飼大橋まで堤防を走って行き、トンネルを抜けて156号のバイパスとの立体交差となっている所の下をくぐって抜けないと辿り着けませんから、かなりマイナーな登山道だと言えるでしょう。駐車場は普通にありましたけど、これ車で来ていたら近づけなかっただろうなあ(笑)ちなみにここから岩戸側に抜けるハイキングコースもあるので、ココやの岩戸公園に駐車して、の合わせ技も可能のようです。1~4側は岐阜公園とその城下町になっているので、近い所は基本有料駐車場ですが、川沿いに少し進むと河川敷に無料駐車場があります。

の北斜面、大釜登山道を進み、上まで出るとあとは高鼻ハイキングコースを尾根伝いに進む感じです。途中に見える長良方面の景観や、岐阜城を目前に一旦下って行くもどかしさ(笑)そして一瞬見える156号等、登山道の中で唯一南北の景観のある面白い道でした。1ヶ所だけハシゴ場もありましたしね。ゴールは瞑想の小径に接続し、石段を登って岐阜城の傍に出ました。登山道中一番長い道のりですが、40分ほどで来られたようです。
で、帰りはの東坂へ。ここも今まで行ったことなかったのですが、この時点でもう日暮れが近く、距離的に一番速く下りられそうだったので選びました。少し下りていくと道が2手に分かれ、岩場と迂回コースが選べるようでした。当然岩場を選択。速さもさることながら、岩場の方が視界が開けて明るいですしね。今まで余り見たことのない南側の展望は明るければ遥か名古屋まで見渡せ、この時間帯はほのかに夜景っぽくなりかなり良かったです。5時を回ったところで無事最後の分岐を過ぎ、どんどん暗くなる中を下りていきました。下山なので20分ほどでドライブウェイとの合流地点が見え、無事ゴール!と思ったら・・・
ズザーorz...
アスファルトまであと数歩の所で躓き、両手に少し怪我をしてしまいました。やはり最後の一歩まで気を抜いちゃいけませんね。

その後家まで歩き、15km3時間のロングトレイルとなりました。