(株)カプロラクタム-blog

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アンケート

2006年04月07日 | Weblog
教員の情報化実態調査アンケートをやりました。

文科省から全国の学校に送られているもので、情報主任最大の仕事と言っても過言でないと思います。4月10日締め切りになっていましたが、学校が始まってしまっては絶対できないと思ったので今日やることにしました。
ものすごく大変でした・・・

何をするかというと、情報機器の台数や、パソコンのOS、ネット利用状況、全教室についてLAN接続が可能かを調べたり、教員の免許別ごとにパソコン指導が可能かを調べたりもし、どこ主催の研修を受けたか、個人のパソコンをどの程度学校に持ち込んでいるかなど、500項目以上に渡って質問が続き、ネットでそれぞれに数字を打ち込んだり、選択肢から選んだりしていくわけです。とても情報主任1名がゲットしている情報のみでは答えきれるものでもなく、僕の場合は特に今年初めてですので、管理職や事務に聞きまくって答えていきました。しかも、この学校は小中高一貫でそれぞれにボスが違うものですから「誰に聞けば教えてもらえるのか」から聞かなければならず、場合によっては小中高それぞれで教えてもらい、それを僕が集計するといった手順を踏まなければ打ち込めない項目もいくつかありました。
データの正確さを試すためか、「教室は、事務室は、理科室は・・・」という各教室ごとの質問が続いた後に「全教室では」という今までの合計を問うものが必ずついていて、「自分で集計してくれよ!」と何度もキレそうになりました。まあ、一番キレたのは「免許別(国語の人は、数学の人は・・・)にパソコン指導が可能か」で、職員室を渡り歩いて調べ、集計し、ようやく打ち込んで送信したら「タイムアウトになりました」と表示されて、また打ち直させられた事ですね。まあ、調査してそのまま打ち込んでいる僕も悪いですけど・・・。
前の学校は教室に1台のパソコン支給がありましたから、ほぼ1教員に1台のパソコンがあったわけです。しかし、今の100人規模の学校で「教員の業務用パソコン」は3台、「学校に個人のパソコンを持ち込み、業務に使っている教員数」は全員という状況は、誰が見てもおかしいと思うのです。そこ辺の事情は正直にアンケートに書きましたけど、おそらく県で集約され「殆どの学校でパソコンの普及が進んでいます」と報告されてしまうのだろうなと思うと、あまりアンケートを取る意味もないような気さえしてきてしまいます。

さて、半日かけてようやく終わった!と思ったらその後にまた生徒指導上の問題も起き、その対応に終われてようやく職員室の戻って来ると今度はまたLANの調子が悪くて復旧作業を行い、結局帰りは10時でした。
思えばこの1週間、ほとんど学年の仕事に携われていません。来週から大丈夫か!?