月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

まだまだ使うで!Gotoトラベル

2020-10-02 | 生活
まだ仕事量がコロナ前には戻らない。まともに仕事をしているのは週に2日くらいか。
青森から帰って、すぐに1本オンライン取材での案件があった。
担当していたライターから急なバトンタッチ。暇だから全然かまわない。むしろありがたい。
1000文字程度の原稿だが、久しぶりにちゃんとした「記事」なので楽しい。あっと言う間に書き上げてしまった。
何にも追われていないから、ただ楽しい。若い頃のような集中力が発揮できてうれしくなった。
もっと書きたいなぁと切実に思う。

9月末からスタート予定だった大きめの案件は、中小企業庁との連携がうまくいっておらず、11月からスタートになった。
10月の取材は今のところ2本だけ。
コンペ案件はまだ判定待ち。これがとれたら10月後半は忙しくなりそうだけど。

もう一つ秋にスタート予定の案件の連絡がまだ来ていなかったので、担当の仲良しデザイナーAさんにメールしてみた。
その前に連絡をとったのは7月だったので、この夏の間に何をしていたか全く知らなかった。
返信来ないな、忙しいのかなと思っていたら、夜9時半過ぎて突然電話。Aさんからだった。
瞬時に、話がたくさんあるのだろうなと理解する。Aさんは結構アナログ人間でメールやLINEで長話をする人ではない。すぐに電話をかけてくるタイプなのだ。

やはりいろいろ話題があって、結局23時まで話していた。
私も聞いてほしいことがあったのでようやく話せてスッキリ。
秋スタート予定の案件がいくつかあって、11月になるとのこと。また11月!!かぶってくるなぁ・・・
でも、Aさんは私が心から信頼できる人なので安心だ。忙しくなるのが楽しみで仕方がない。
良い仲間との仕事は、いい予感しかしない!

というわけで、まだ暇人なので、来週は新潟へ行ってくる。
今回は夫ではなく、飲み友達の30代女子、アヤコちゃん、ヤマピーと3人で。
2日で酒蔵4軒、ワイナリー1軒をまわり、夜は街で新潟酒を求めてハシゴするという酒飲みツアー。
ホテルは普通のビジネスホテルのような感じで3人それぞれがシングルでとっている。
これもGotoトラベルでお安くなった。(伊丹~新潟(飛行機往復)+シングル1泊で15,000円を切っている!)

彼女たちとは2年前に私が祇園の日本酒バーを手伝っていた時に一緒に働いていたスタッフで、今も定期的に飲みに行く仲間だ。
旅館で同じ部屋に泊まるといろいろ気遣いするが、こういう旅行は自由でいい。
ただ、いつも数時間一緒に飲んだことしかないので、2日間一緒に行動してお互いに嫌なところが見えなければいいなとは思う。逆に、良いところがいっぱい見えて、もっと仲良くなれることを願っている。
少なくとも今は二人とも大好きだ。二人ともずっと接客業をやってきたので、周りがよく見えるし、人への気遣いもできる人たち。たぶん私がいちばんダメ人間。でも、二人とも私を慕ってくれて、「かおり先輩」と呼んでいろいろ誘ってくれる。(先輩付けは高校以来だ)

酒縁に感謝!

キャンプ場でワーケーション!

2020-10-01 | キャンプ
「働き方改革」が始まっても、多くの企業では積極的に取り組んでいなかったようだが、コロナによって一気に状況が変わったと思う。
「毎日通勤しなくても仕事できるやん!」と気づいた人も多いだろう。
我が夫もその一人で、3月から在宅ワークになり、早いものでもう7ヶ月も経つ。
今は週に1~2回、出勤もしくは東京出張があるだけで、あとはずーっと家にいる。
その犠牲者となったのが私だ。

ただ、1つだけ良かったことがある。それは、日・月曜でキャンプに行けること。
近年のキャンプブームにより、土日はどこも予約をとることが難しいので、近場なら日・月曜で行くようにしている。
さらに、先日は「キャンプ場で流行りのワーケーション、やってみようか!」ということになり、月・火曜でキャンプ場に行くことにした。
どうせなら週末に絶対予約のとれないところにしよう、ということで、三重県亀山市にある「かぶとの森テラス」へ。
14時チェックインだが、1000円で10時からアーリーチェックインできるので、月曜の朝8時半に家を出た。
ちょうど11時にチェックアウトの客が帰っていくところで、テントを張り終えた時には私と夫しかいなかった。



天気もいいし、目の前には高い木々がまっすぐに立っていて、気持ちがいい。


ススキも風に揺れていた。


夫は早速、ネットをつないで会議。
私はお昼の焼きそばを用意した。家での飯炊き女になるのはうんざりしているが、外だとちっとも嫌じゃない。

ゴハンを食べてから私もパソコンを開いたが、少し修正のやりとりなどしただけで、全くやる気にならない。
夫は午後からもいくつかの会議をこなし、「(夫の背景を見た)クライアントに『それどこですか?』って聞かれた!ウケてる!」と楽しそうだ。

ふとあることに気づいた。
そうだ、私は周りに人がいると仕事ができないタイプだった!環境が変わるのもダメ。(昔から自習室などで勉強もできないタイプ)だからずっとフリーランスを貫いているんじゃないか!
あまりに原稿がたまって追い詰められると気分転換のためにコワーキングスペースを利用したり、カフェで書いてみたりもするが、そんなにはかどることはない。(はかどったらはかどったで、感情が揺さぶられ、お腹が痛くなる)

キャンプ場なら・・・と思ったが、やはりダメだった。
夫はバリバリ仕事をして「はかどるわ~」と言っている。羨ましい。
私はあきらめてビールを飲んで、コットに寝転がった。(←ダメ人間の典型)
空は青いし、雲は綿菓子みたい。そういえば、最近はよくこうやって雲を見ることが増えたなぁと思う。
子供の頃みたいだ。家の庭の芝生にゴザを敷いて、草花に囲まれて、人形遊びをしながら空を見ていた。想像力の翼を広げて、自分ワールドを満喫していた。
雲に1つずつ名前を付ける。あれは綿菓子、あれはゾウさん、あれは後ろ足で立っているウサギ・・・
最近のんびり生きているなぁ。

16時に一度仕事を切り上げてもらって(私はやっていない)、車で10分程度のところにある温泉へ行った。
源泉かけ流しの湯がある「さるびの温泉」。思っていた以上に大きな施設で、お風呂がいくつもあるだけでなく、レストランやお土産屋などもある。
この泉質がとてもよかった。ぬるぬる、スベスベ。
内湯、露天あわせてお風呂の種類がいくつもあったのだが、大きな木桶をお風呂にしているものが気に入って、そこに一番長く入っていた。
酒を仕込むための木桶と同じ!
まるで酒の中に浸かっているみたいじゃないか。おおー!夢が叶った!と心の中で叫んでいた。(←どうしようもないダメ人間)

しっかり温まって、お土産屋で地酒のワンカップを買い、キャンプ場へ戻った。
夫がまだ仕事をしていたので、私が火をおこす。
薪になりそうな枝がたくさん落ちていたので、昼間に拾いまくっていた。


焼くのは新物の秋刀魚。


のどぐろの干物


焚き火の燃え方が良かった。「いい火だ~!」と興奮。


このキャンプ場はやはり人気で、月・火曜にも関わらず、午後から少しずつ人が増え始め、私たちと同じ敷地内には他に3組いた。ただ、平日なので週末とは客層が明らかに違う。ソロか二人組で小さな子供などいないから、静かに過ごすことができた。

朝、作ったことのない朝ごはんをやってほしいと夫が言うので、バゲットピザを作った。
バゲットに切り込みを入れて、ピザソース、少し炒めた玉ねぎ、ピーマン、ベーコン、カマンベールチーズを挟む。


アルミホイルに包んで炭の上で10分。チーズが溶けてパンもカリっとして、めっちゃうまい。


夫は10時からの会議に出ていたので、私が中心になって撤収作業をやった。
11時のチェックアウトにギリギリ間に合い、出発。
「いや~、はかどったわ。ワーケーションいいなぁ、またやろう」と夫。
「私はキャンプ場で仕事するのは無理やから、仕事が暇な時にして。私は普通にキャンプするから」ということで、季節の良いうちにもう一度やってみたい。

おすすめのテレビ番組

2020-10-01 | 生活
青森から帰ってきて、購入した酒が届いた。


週末、夫と飲む。
26日(土)はちょうど「お笑いの日」で、午後から8時間も生放送でキング・オブ・コントをはじめとするネタ番組をやっていた。
前日の夜ごはんの残り物に加えて何品か作り、青森地酒と共に楽しむ。


私も夫も「お笑い」が好きだ。
それはしょうもないバラエティではなくて、漫才やコントなどのネタが好きということ。新喜劇も大好きだ。
劇場にも何度か足を運んだ。

ふと、親しい友達とはそれほどお笑いの話をしたことがないなと思う。
でも、塾の講師をしていた時は、講師の人たちがみんなお笑い好きだったとも思い出す。12月後半の入試対策で切羽詰まっていた時も、M-1の話などをよくしていた。
その流れで、今もW氏とは会うとお笑いの話をよくする。ドラマのことも。
今はテレビ番組がつまらないと言われるが、つまらない番組が目立っているだけで、実は面白い番組も結構あると私は思っている。

夫ともよく話すのだが、ネタ番組やドラマ以外で何が面白いかと言えば、お笑い芸人の本音のトーク番組で。
東京でいえば「あちこちオードリー」、関西なら「やすとものいたって真剣です」。
「あちこちオードリー」はその名の通り、オードリーがホストでいろんな芸人をゲストに迎えてトークする。
ただそれだけなのだが、これがめちゃくちゃ面白い。
面白いという意味が「腹を抱えて笑う」ということならちょっと違って、「興味深い」という意味だ。
芸人が大好きな私にしたら、その芸人の本音が聞けるのが本当に面白くて。「情熱大陸」とか「プロフェッショナル」みたいな充実感がある。
東京での放送なので、TVerで見ている。TVerはほんまにお世話になりっぱなし。見逃したドラマもこれで助かっている。

「やすとものいたって真剣です」がまた面白くて。(関西では木曜の23時~。これもTVerでやっているようなので、見られない人はこれで見てほしい)
やすともとは、もちろんサラブレット漫才師「海原やすよともこ」のこと。
彼女たちがMCでいろんな芸人を招いてトークするのだが、とろサーモンの時がいちばん見ごたえあったかも。
わかる人だけわかればいいが、あの久保田がまともなことしか言わなかったというすごいことが起きたのだ。
やすともって、そういう魅力のある人たちなんだと思う。だから、他では見られない芸人の顔が見られる。本当にお笑いが好きな人にとってはたまらないのだ。

YouTubeなんてと見ていなかった私が、一時期毎日見ていたのも、カジサックがそれをやっていたからだ。
スポンサーのつかないYouTubeだから、より深い話ができる。
メッセンジャーの黒田をずっと好きじゃなかったのに、カジサックとのトークを見て好きになったのも、たぶん本音を引き出して、スポンサーの意向にとらわれずに全部出せていたからだと思う。
基本的にどんな業種であれ「職人」の話が好きだから、ましてやお笑い芸人の職人的トークはもう大好物で。
ただ、カジサックも最近は芸人をゲストにするのことが少なくなったので全く見ていない。

YouTubeでたまに見るのは、オリラジあっちゃんのYouTube大学。
これは自分が知りたい分野に関しては見る意味がある。今、カミュの「ペスト」を読んでいるけど、あっちゃんの解説を聞いてから読むとわかりやすい。
「サピエンス全史」もこれで自分が思っていたことがまとまったから、T社長と話ができた。

あと、誘導瞑想をしたいときもYouTubeを利用する。
自分が好きな声の人がいて、その人の声で誘導瞑想を朝やると、一日が気持ちよく過ごせる。

YouTubeの話にそれたが、最近のテレビドラマで面白かったのは、やはり「半沢直樹」だろう。
歌舞伎役者が4人も出て、一人ひとりが濃い演技で、とにかくすごかった。
池井田潤という作家は天才なんだろうな。演出家も。日曜の夜にこんな爽快なドラマをありがとう!だ。

もう一つ「竜の道」を見ていたのだが、これがハードボイルドでとにかくせつない終わり方で。
玉木宏の演技力には脱帽だったが、ストーリーがせつなすぎた。
最終回からもう何日も経つのに、まだ時々思い出しては苦しくなっている。

朝ドラと大河もコロナで止まっていたが、ようやく動き出してよかった。
テレビがつまらないと言われる時代だが、いい番組もドラマもちゃんとある!