台風の気圧のせいかどうなのか。
何が原因なのかはわからないのだが、この1、2年、自分を襲っていた退廃的な生活からようやく抜け出せた。
本来の自分。本来の、勤勉な自分。
永久に終わらないような怒涛の仕事が続いているが、いつも思っていたのだ。
毎日思っていた。
「アル中を治せば、私は今の1.5倍は働ける」と。
でも、治らない。
夜になると飲み始め、そこからはもう何もできない。
だらだらと夜を何時間もお酒と共に過ごし、仕事はもうできないのでとりあえず寝て、朝5時起きで慌ててパソコンに向かう。
今日は飲まない!
今日は夜もずっと仕事する!
そう決意するのだけれど、やっぱり夜が更けるとビールから始まり・・・。
この繰り返しだ。
そして落ち込む。自己嫌悪。
また飲んでしまった。また夜を無駄に過ごした。またできる仕事を翌日に延ばした、と。
不安にもなる。
これだけの仕事を抱えていて、これだけ酒を飲んでいて、それでよくまあ、一度も締め切りを破らないものだと。
原稿をいつ落としてもおかしくない状態。
いつかやるんじゃないか、いつか間に合わなくて、この業界から干されるんじゃないかと、本気で悩む。
でも、悩むだけで何も変わらない。
そんな日々がずっと続いていた。
ある意味、鬱状態でもあったと思う。(うつ病ではない)
常に落ち込んでいたし、常に自分を責めていたし、焦りや不安も大きかった。
それが、台風が近づいてくるにしたがって、霧が晴れるみたいに頭が冴えて、気持ちが明るくなっていったのだ。
台風は全く関係がないのかもしれないけれど、タイミングがそうだった。
先日も書いた通り、頭が冴えているから回転も速くて、昔の自分みたいにいろんなことが瞬時に理解でき、想いをすぐに言葉にすることができた。
まるで「若返った」ような気分。
そうすると、アル中も気にならなくなった。
お酒を止められたという意味ではない。
相変わらず飲んでいるのだが、罪悪感がなくなったのだ。
「お酒をやめたい」⇒「やめられない」⇒「時間を無駄にしている」⇒「いつか仕事に支障があるんじゃないか」⇒「こんな自分でいいのか」⇒「飲む」⇒「お酒をやめたい」・・・
この悩みのサイクルから抜け出した、というのか。
別に朝から飲むわけでなし、健康や精神に異常をきたすほどの量を飲んでいるわけでもなし、仕事に支障があったわけでもなし、毎日12時間以上働いている中で、毎日1合や2合飲むことがなぜいけないのか?と。そう思えるようになったのだ。
さらに、家事についても「ビジネス」だと考えることにした。
「時間ができたらやる」と考えている限り、何も進まないし、ビジネスだったら絶対そんな考え方をしないだろうと気付いたのだ。
「やれる状況」が来るのを待つのではなく、「やれる状況」をつくる!
そういう仕組みを作ればいいのだ。
「次に1日休みがとれたら、徹底的に掃除をしよう」と考えていたけれど、そういう考え方でいるからずっと部屋が汚いままで、ずっとイライラし続けなければならないし、そういう状況でお酒を飲むから「お酒を飲まなきゃ掃除できたんじゃないのか?」なんて自己嫌悪に陥ってしまっていたのだと気付いた。
1日休みがとれるのなんて、いつになるか全くわからない。
ならば、毎日少しずつやればいいのだと考え方を変えた。
家の中の気になる箇所を書き出し、毎日の掃除以外に、重点箇所として1つずつやっていく。
1、2時間のことなので全く問題はない。
昨日は風呂場の天井と壁とドアを。
今日は洗濯機の裏と設置台の隙間を掃除した。
明日は自分の部屋のエアコン、次はベランダの溝、冷蔵庫の中身、冷蔵庫の上、納戸、靴箱、化粧品の入ったひきだし・・・と、毎日1か所ずつやっていく。
なんでこんな簡単なことに気づかず、ずっと「掃除ができない」「お酒をやめたらできるのに」「なんで自分はダメ人間なんだ」と毎日落ち込んで、自分を責めまくっていたんだろうか・・・。
本当に不思議。
仕事も集中力が違う。
若い時のようにスピーディーに書ける。
どんなものを書くにしてもワクワクして仕方がない。
なんだこりゃ・・・
何かが吹っ切れたというか、抜け出したというか。
もう自分に言い訳もしないし、代わりに責めることもしない。
理由はわからないが、すっごくいい感じ。
何が原因なのかはわからないのだが、この1、2年、自分を襲っていた退廃的な生活からようやく抜け出せた。
本来の自分。本来の、勤勉な自分。
永久に終わらないような怒涛の仕事が続いているが、いつも思っていたのだ。
毎日思っていた。
「アル中を治せば、私は今の1.5倍は働ける」と。
でも、治らない。
夜になると飲み始め、そこからはもう何もできない。
だらだらと夜を何時間もお酒と共に過ごし、仕事はもうできないのでとりあえず寝て、朝5時起きで慌ててパソコンに向かう。
今日は飲まない!
今日は夜もずっと仕事する!
そう決意するのだけれど、やっぱり夜が更けるとビールから始まり・・・。
この繰り返しだ。
そして落ち込む。自己嫌悪。
また飲んでしまった。また夜を無駄に過ごした。またできる仕事を翌日に延ばした、と。
不安にもなる。
これだけの仕事を抱えていて、これだけ酒を飲んでいて、それでよくまあ、一度も締め切りを破らないものだと。
原稿をいつ落としてもおかしくない状態。
いつかやるんじゃないか、いつか間に合わなくて、この業界から干されるんじゃないかと、本気で悩む。
でも、悩むだけで何も変わらない。
そんな日々がずっと続いていた。
ある意味、鬱状態でもあったと思う。(うつ病ではない)
常に落ち込んでいたし、常に自分を責めていたし、焦りや不安も大きかった。
それが、台風が近づいてくるにしたがって、霧が晴れるみたいに頭が冴えて、気持ちが明るくなっていったのだ。
台風は全く関係がないのかもしれないけれど、タイミングがそうだった。
先日も書いた通り、頭が冴えているから回転も速くて、昔の自分みたいにいろんなことが瞬時に理解でき、想いをすぐに言葉にすることができた。
まるで「若返った」ような気分。
そうすると、アル中も気にならなくなった。
お酒を止められたという意味ではない。
相変わらず飲んでいるのだが、罪悪感がなくなったのだ。
「お酒をやめたい」⇒「やめられない」⇒「時間を無駄にしている」⇒「いつか仕事に支障があるんじゃないか」⇒「こんな自分でいいのか」⇒「飲む」⇒「お酒をやめたい」・・・
この悩みのサイクルから抜け出した、というのか。
別に朝から飲むわけでなし、健康や精神に異常をきたすほどの量を飲んでいるわけでもなし、仕事に支障があったわけでもなし、毎日12時間以上働いている中で、毎日1合や2合飲むことがなぜいけないのか?と。そう思えるようになったのだ。
さらに、家事についても「ビジネス」だと考えることにした。
「時間ができたらやる」と考えている限り、何も進まないし、ビジネスだったら絶対そんな考え方をしないだろうと気付いたのだ。
「やれる状況」が来るのを待つのではなく、「やれる状況」をつくる!
そういう仕組みを作ればいいのだ。
「次に1日休みがとれたら、徹底的に掃除をしよう」と考えていたけれど、そういう考え方でいるからずっと部屋が汚いままで、ずっとイライラし続けなければならないし、そういう状況でお酒を飲むから「お酒を飲まなきゃ掃除できたんじゃないのか?」なんて自己嫌悪に陥ってしまっていたのだと気付いた。
1日休みがとれるのなんて、いつになるか全くわからない。
ならば、毎日少しずつやればいいのだと考え方を変えた。
家の中の気になる箇所を書き出し、毎日の掃除以外に、重点箇所として1つずつやっていく。
1、2時間のことなので全く問題はない。
昨日は風呂場の天井と壁とドアを。
今日は洗濯機の裏と設置台の隙間を掃除した。
明日は自分の部屋のエアコン、次はベランダの溝、冷蔵庫の中身、冷蔵庫の上、納戸、靴箱、化粧品の入ったひきだし・・・と、毎日1か所ずつやっていく。
なんでこんな簡単なことに気づかず、ずっと「掃除ができない」「お酒をやめたらできるのに」「なんで自分はダメ人間なんだ」と毎日落ち込んで、自分を責めまくっていたんだろうか・・・。
本当に不思議。
仕事も集中力が違う。
若い時のようにスピーディーに書ける。
どんなものを書くにしてもワクワクして仕方がない。
なんだこりゃ・・・
何かが吹っ切れたというか、抜け出したというか。
もう自分に言い訳もしないし、代わりに責めることもしない。
理由はわからないが、すっごくいい感じ。
台風のせいなのか何なのかわからないんやけどねー。
気合入ったわ!
うまく言えない自分が悔しい。
ライター失格(笑)
台風のパワーをチャージしたのかな(笑)